20歳のめぐり逢い/22歳の別れ [ニュー・ミュージック]
桜前線が北上して、札幌の円山公園や北海道神宮にも桜が開花しています。見頃はもう少し先のG・Wの頃ですが、北海道もやっと花見シーズンの到来です。
先日、1960年代の都電などの懐かしい写真を掲載している、団塊世代の方のH・Pにファースト・コンタクトをさせて戴いたところ、青春時代を謳歌された'60年代の想い出の曲と共に、'70年代半ばの私の想い出にもつながる曲が書かれたメールを頂きました。想い出の音楽を共感できる方との心温まる交流が、またひとつ増えたことを嬉しく思います。ありがとうございました。
このレコードは東京の自宅に今もあるのですが、私が忘れていたその曲は'75年9月に発売されたシグナルというグループの「20歳のめぐり逢い」です。この曲が出た頃私は21歳の学生でしたが、アルバイト先で一緒だった1歳下の女子大生がバイト先の少し年上の男性に恋をして、その恋が叶わずに手首を切るということがありました。当時私にはお付き合いしていた女性がいましたが、「20歳のめぐり逢い」の歌詞には現実と重なるものがありましたので、胸を痛めて聴いていた想い出の曲でした。歌詞に"♪風に震えるオレンジ色の枯葉の舞い散る停車場で 君と出逢った九月の午後"とありますが、九月に枯葉が舞い散るということは、シチュエーションは北海道の最北端であるオホーツク海岸辺りの駅なのでしょうね。
当時父から「学生時代は学業に専念するものだ！」とアルバイトを禁止されていたので、生まれて初めてやった最初で最後のバイトの想い出にまつわるお話です。余談ですが、私が25、6歳の頃に先輩と飲みに行った赤坂で偶然その女性にお会いしまして、その後彼女はミュージシャンと結婚されたそうでご自身はBARを経営していました。「20歳のめぐり逢い」と、当時ヒットしていた風の「22歳の別れ」をUPします。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ポリスター
- 発売日: 2009/07/22
- メディア: CD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2007/07/04
- メディア: CD
Facebook コメント
tateichi_m さん
MEN'S CLUB 60's
フォークソングを聴くと、学生の頃の事がくっきりと浮かび上がってきます。
この頃のフォークソングをよく聞いていたせいかも知れませんね。
唄の持つ威力なんでしょうね、きっと。
我が家は同い年の夫婦なので、曲の思い出もほぼ同じ、フォークソングを聴くと
おなじ時代の思い出が会話に出てきます。
by ナツパパ (2010-04-22 08:32)
昔の歌は歌詞が切ないですね。
声にも侘しさ？のようなものがあって素敵ですね。
by マイン (2010-04-22 09:14)
ナツパパさん、
以前書いた六本木通りにあったバー「オールドパー愛」は、
オールドパーを中心に置くみせでしたが、
深夜零時から始まるギターの弾き語りでこの頃の曲を歌っていました。
同じ年齢ですと中学時代のGS、高校大学時代のフォーク、
ニューミュージックの共通する話題がありますね。
by tateichi_m (2010-04-22 19:34)
マインさん、
「シグナル」は透き通るような高音とハーモニー、
メロディ・ラインがきれいですよね。
札幌出身のフォーク・デュオ、「ふきのとう」も同じくハーモニーがきれいです。
by tateichi_m (2010-04-22 19:37)
tateichi_m さんのおかげで
優しい気持ちの夜になりました。
ありがとうございます。
by oira (2010-04-22 23:09)
oiraさん、
ありがとうございます。oiraさんは基本的に、
優しい心を持つ人だと思っております。
先行きが不透明な時代ですので、なにかと心労がありますね。
ニュースで見たのですが、遠軽の森林鉄道雨宮21号というSLが走っているようで、
乗ってみたいと思います。サロマ湖も近いですよね。
by tateichi_m (2010-04-23 00:07)
『森林鉄道雨宮21号』検索すると、ＹＯＵＴＵＢＥに、動画がありました。
小ぶりで可愛い中にも、ＳＬとしての雄々しさも備える勇姿でした。
北海道にいながら、何も知りませんでした・・む・・。（汗・笑）
お褒めの言葉、恐縮です。
私、単なるアル中ですが、今後ともよろしくお願いします。
by oira (2010-04-23 23:45)
oiraさん、
ありがとうございます。ＹＯＵＴＵＢＥに動画があるのを知りませんでした。
雨宮21号、煙をはいて走る映像をテレビニュースで見て感動しました。
10月まで走るそうですので、紅葉の森林鉄道も良いかなぁ～っと思います。
こちらこそ宜しくお願いします。私もアル中ですが、
大酒飲みに悪い人はいないと昔から自負しています。（笑い）
by tateichi_m (2010-04-24 00:12)