哀しみの終るとき [洋画]
1950年代末に始まったフランスの映画運動ヌーベル・バーグの影響からか、日本でも1960年代~'70年代はフランス映画の名作がたくさんありましたが、私の印象に強く残る作品はクロード・ルルーシュの「男と女(1966))」、「パリのめぐり逢い(1967)」、 「白い恋人たち(1968)」、「あの愛をふたたび(1970)」で、1972年1月15日に日本で公開されたクロード・ルルーシュが手掛けた「哀しみの終るとき」は、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの主演で、大恋愛の末に結ばれた夫婦に突然訪れた悲しい試練を描いた映画でした。
この映画の共演がきっかけでマルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーブは、実際に未入籍結婚をしていたそうで、1972年5月28日にキアラ・マストロヤンニという女の子が誕生し、映画「プレタポルテ」ではマルチェロと親子共演をしていました。私はマストロヤンニもドヌーブもファンでしたが、マストロヤンニは「ひまわり」や「特別な一日」などで共演していた、ソフィア・ローレンとの印象が強かったので意外な組み合わせと思ったものです。
この映画の音楽担当は当初「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグランでしたが、諸事情でミッシェル・ポルナレフに交代したそうです。「ラース家の舞踏会」は1968年にフランスでリリースされた、4曲入りコンパクト盤に収録された曲です。
マストロヤンニ...ああ、この人こそイタリア人だなあ、と思いますねえ。
あちこちでもてまくり、しかし、誰からも嫌われず。
イタリア男性の憧れなんじゃないかしら。
by ナツパパ (2010-10-06 08:26)
「ラース家の舞踏会」良い曲ですね^^☆
by マイン (2010-10-06 22:39)
館一さん
仰有る通りマストロヤン二とドヌーブはイメージ的にちょっとミスマッチな感じがしますね、私もそう思います。
私は洋画はアメリカ映画ファンですけど、揚げた映画はいい作品ばかりですね、「男と女」のジャンルイ・トランティニャンもいい雰囲気で好きです。
この曲、ポルナレフの数あるヒット曲の中でも好きな1曲です。
by サントラ (2010-10-06 23:24)
ナツパパさん、
暗い感じのするマストロヤンニは、かなり浮名を流していたそうですね。
「特別な一日」では、ファシズムの環境の中でのゲイの役を見事に演じています。
by tateichi_m (2010-10-07 01:00)
マインさん、
イントロのオルガンの音と共に、賛美歌のイメージがして好きです。
私は12月になると、一日クリスチャンになります。(爆)
by tateichi_m (2010-10-07 01:20)
サントラさん、
都会的なイメージのドヌーブと、どちらかと言うと泥臭いマストロヤンニはつりあいが取れていないと思いますね。
でも私の周りにも不釣合いな夫婦が多いですから。(笑い)
「男と女」はカーレースの実際のシーンもありましたね。サウンドトラックも全曲大好きです。
「愛の休日」は、MR・Hさんがお好きな曲のようですよ。
by tateichi_m (2010-10-07 01:22)
ミッシェル・ポルナレフは結構好きだったのでLPレコードを1枚持っています。特に初期の作品は当時日本でもほとんどヒットしてましたですね。この曲は「愛の休日」「シェリーに口づけ」など絶頂期の頃よりもう少し後だったように思います。
「哀しみの終るとき」は学生の時観ました、第二外国語は仏語を選択していた関係であの頃フランス映画を観まくっていました。ただ能力がないので4年間勉強しても全然上達しませんでしたよ(><)。でも仏語ってホント難しいですね!
映画のラストシーンは今でもハッキリ覚えてます・・哀しみは終わらない・・みたいな
確かにマストロヤン二とドヌーブはチョッと合わないかな?って雰囲気でしたがマストロヤン二は同時期頃「恋人たちの場所」っていう映画でフェイ・ダナウェイとコンビを組んでいます。イタリアの俳優は独特な個性がありますから相手が大変みたいですね。 ではまた
by 定年間近 (2010-10-07 06:16)
定年間近さん、おはようございます。
この映画も当時の洋画に有りがちな、観賞する側に余韻を残すラストシーンですね。
マストロヤン二の「恋人たちの場所」は観ておりませんが、フェイ・ダナウェイは「俺達に明日はない」に主演?した女優ですよね。
by tateichi_m (2010-10-07 08:14)