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IVYなBaby [昭和歌謡]

昨日の東京は18℃以上あり小春日和でしたが、打って変わって今日は都心部でも夕方雪が降りました。

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昨年の暮れから"断捨離"の為に不要な物を整理しているのですが、先日両親のアルバムを整理していたら、何て"IVYなBabyちゃん"の写真が有りましたので初公開でちゅう。チルデンセーターにオペラパンプス、ラインソックスもお洒落な2歳児ですなあ。

まーちゃん.jpg

まーちゃん 1.jpg

下の画像は兄の長男である甥を肩車している高二の私ですけれど、タータンチェックのブキャナンのBDはJUNで、当時IVYリーガースのホワイトジーンズと云えばLeeでした。

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こちらは現在の私ですけれど、目の大きさだけは変わりません。[わーい(嬉しい顔)]

西武.jpg

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私が高2だった1972年の3月1日にリリースされた「あの人は今札幌」は拙ブログで何度かUPしたので、今日はA面と同じくベンチャーズ作曲であるB面の「白い霧にぬれて」。

白い霧にぬれて.jpg


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1960年代の東京 [昭和歌謡]

スタコイ東京.jpg 

1960年に発売された菊池正夫の「スタコイ東京」は、テレビかラジオで聴いたのだと思うのですが、当時幼稚園児だった私の記憶に残るユニークな曲です。菊池正夫とは1966年に出した「骨まで愛して」が大ヒットした城卓也ですが、1964年にレコード会社を移籍した東芝盤のシングルでも「スタコイ東京」がB面に収められていました。

当時は東京と地方の格差が著しい時代でしたので、経済が豊かな東京に対する憧れと偏見が歌詞にも伺えます。私が三年前に札幌へ赴任していた時に近所の宗教団体のS学会の幹部の方から、"東京は人が住む所ではない!"と言われた事がありました。その方は仕事で埼玉に短い期間在住経験があるそうでしたが、私の返答は"あなたが大都会に馴染めなかっただけなのでは?半年近くも雪に埋もれる北海道は、人間が快適に住める環境なのでしょうか!?、よーく考えて発言した方が良いよ!"と。[わーい(嬉しい顔)]

スタコイ東京 東芝盤.jpg

「スタコイ東京」

ハア~俺(おら)が東京サ 来るときに
故郷(くに)のお母の言う事にゃ
東京ッて言うとぎゃスタコイとこだで
あっちぁさ行ったら 気をつけろ

「電車ッコサ 乗るにも ぼやぼや こいでで
ドアッコの あいだコサ はさまるな
ドアコッがひとりで バシャンとくれば
骨こは ポキリで 体はペチャンコ
それだば おめえは パアダベサ」

せがれや せがれや わかったなぁ

ハア~俺(おら)が東京サ 来るときに
故郷(くに)のお母の言う事にゃ
東京ッて言うとぎゃスタコイとこだで
あっちぁさ行ったら 気をつけろ

「きれいな おなごは 沢山いるはんで
まなこさ すっくる かえして たまげるな
あんまり きょろきょろ やってれば
あにさま ちょっとちょっと こっちゃこうなんて
持ってるゼゼコは パアだべさ」

せがれや せがれや わかったなぁ

ハア~俺(おら)が東京サ 来るときに
故郷(くに)のお母の言う事にゃ
東京ッて言うとぎゃスタコイとこだで
あっちぁさ行ったら 気をつけろ

「スリも多いし 泥棒も多い
おまえみたいな 田舎者あ
えさコにゃ ちょうどエエ
ええとこ来たなと パックリ来れば
財布もパアー 着物もパー
それだばおめえは アッパッパー」

せがれや せがれや わかったなぁ

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長月 [昭和歌謡]

心筋梗塞と心室細動で療養中の友人が別の箇所に不調を訴えて8月2日に入院をして、胆嚢と胃と大腸の内視鏡検査と内臓のCTとエコー、頭部と脳のX線とCTや血小板の数値が低い為骨髄検査と、全てに渡る精密検査をしましたが特に命に関わるような所見ではないので、一ヵ月半ぶりに本日退院しました。私に縁がある大学病院でもあるので、友人の検査日には仕事を調整して必ず行っていましたが、入院されている患者さんを見ていると改めて何より健康が第一と感じさせられます。

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ミッドナイト東京.jpg

「処暑」で紹介したGS歌謡の鍵山珠理に続いて、今日の音源は1969年にリリースされた川辺妙子のデビュー曲「ミッドナイト東京」を、お馴染みDeja Vuがカヴァーしていますが、このバンドは選曲が素晴らしいですね。


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処暑 [昭和歌謡]

先月末から灼熱地獄のような酷暑が続いていましたが、処暑である23日の夕方から少し気温が下がり、今日は最高気温が26℃と過ごし易い一日となっていますので、これから朝晩は涼しい風が吹いて過ごしやすくなることでしょうね。

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GSブームの全盛期が過ぎようとしていた1968年6月10日にリリースされた、知る人ぞ知る鍵山珠理のGS歌謡「涙は春に」をご紹介します。

以前UPしていた昭和歌謡バンドのDeja VUのヴォーカル、ふたばひろみがソロ活動の為2011年夏に抜けて、新ヴォーカルの利理鈴マリリンが加入したライヴから「涙は春に」。


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夏のせいかしら [昭和歌謡]

残暑お見舞い申し上げます。 

北海道を除いて全国的に厳しい残暑が続いており、一昨日と昨日の東京は34℃を超える猛暑で、今日は30℃と少し下がりましたがまだまだ厳しい暑さが続きそうです。夏休みも終わって、来週明けから新しい案件の仕事がスタートします。今年前半は建築の勉強をするなど、新開地を拓いてきましたが、いろいろとビジネスチャンスが到来しておりますので、先ずは人との関わりを大切に取り組んで参ります。

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私がよく聴いているラジオ番組にNHK第一放送の「昼のいこい」、「ラジオ深夜便」がありまして、先日「昼のいこい」で流れていた夏木マリの1974年6月25日リリースの曲、「夏のせいかしら」をとても懐かしく聴きました。

untitled.JPG


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成人式から37年 [昭和歌謡]

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明日は成人の日ですが私が成人式に出席したのは1975年1月15日の事で、37年前の式典にはミディアムグレーの1型スーツ、友人達とのパーティーにはキャメルのブレザーを着て行ったのを想い出しています。当時着ていたコートはキャメルのドンキーか、オフ・ホワイトにブラックウォッチのライナー付きステンカラーでした。

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由紀さおりが米国ウエストコーストの世界的人気JAZZオーケストラ、ピンク・マルティーニとコラボレーションしたアルバム、「ピンク・マルティーニ&由紀さおり」が2011年10月12日に日本でリリースされていますが、英国を皮切りに20か国以上で次々にリリースされて、10月17日にはイギリスの音楽の殿堂であるロイヤル・アルバート・ホールの舞台に立ち、「夜明けのスキャット」「ブルーライト・ヨコハマ」「夕月」などを歌い、彼女のことを知らなかった聴衆の大喝采を博し、カナダのダウンロード・サイトでは1位になっていて、海外のヒット・チャートにランキングされつつあるようです。1969年3月10日にリリースされ大ヒットした「夜明けのスキャット」を始め、1969年に大ヒットした邦楽と洋楽作品の中から10曲がカヴァーされています。日本発の昭和Popsが世界レベルで聴かれてヒットするのは、嘗て例にないと思うのでたいへん喜ばしい事です。

01 夕月/黛ジュン
02 真夜中のボサ・ノバ/ヒデとロザンナ
03 さらば夏の日[映画音楽 フランシス・レイ]
04 パフ(ザ・マジック・ドラゴン)/ピーター・ポール&マリー
05 いいじゃないの幸せならば/佐良直美
06 ブルー・ライト・ヨコハマ /いしだあゆみ
07 夜明けのスキャット/由紀さおり
08 マシュ・ケ・ナダ/ジョルジ・ベン or セルジオ・メンデス&ブラジル'66
09 イズ・ザット・オール・ゼア・イズ ?/ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー or ペギー・リー
10 私もあなたと泣いていい ?/兼田みえ子
11 わすれたいのに/ザ・パリス・シスターズ or モコ・ビーバー&オリーブ
12 季節の足音 [新曲] 秋元 康 作詞:羽場 仁志 作曲


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昭和Pops Live [昭和歌謡]

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今日はクリスマス・イヴで三連休の中日という人が多いと思いますが、私は昨日も今日も休日出勤でしたので、久しぶりの東京のクリスマス・イヴを自宅で愉しんでいます。

12月17日(土曜日)の夜7時頃に六本木のJAZZライブハウス"BOSTON DREAMS"のドアーを開くと、Laurenceさん達が今年7月に中高時代からのご友人と結成したバンド、「Kik48」が7時半から始まる~昭和Pops Live~のリハーサル中でした。ユニフォームは上の画像のように、ハワイのブランドReyn Spoonerのブルーのボタンダウンに紺のニットジャケットで、今年還暦を迎えられた方は赤を着ていらっしゃいます。演奏曲目はLaurenceさんのリードボーカルによる、スパイダースの「ノー・ノー・ボーイ」やワイルド・ワンズの「想い出の渚」他で、ステージ後ろのスクリーンには「Kik48」が夏にヨットの上で撮影した演奏シーンが映し出されていて演出も素敵でした。

boston dreams 12 17 2011.jpg

画像は一昨年の1月にアメリカン・トラッド・クラブの四国在住のきんちゃんから譲り受けた、マクベスの赤ブレの初お披露目で、エンブレムは名古屋ブレイズです。JプレスのペンシルストライプのBDにダンヒルのロイヤルクレストのレジメンタルタイ、ミディアムグレイのスラックスに靴はリーガルのイースト・コースト・コレクションの黒のコインローファー。当日もとても寒かったのでコートはキャメルのダッフルに、ベージュのバーバリーチェックのマフラーで防寒装備。因みにバッグはルイヴィトンのセカンドにしました。

nagoya bleze.jpg

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~昭和Pops Live~で美空ひばりさんの「真っ赤な太陽」を歌った女性がいたのですが、MCのLaurenseさんが私のブログ"ivyscene1968"で以前UPしていた、1968年1月5日リリースの「むらさきの夜明」を紹介しておりました。

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ふたばひろみとDeja Vu [昭和歌謡]

恋のバイカル.jpg

10月にLaulenceさんとお会いした時に話題になっていたのですが、拙Blogで何度かご紹介していた昭和歌謡のバンド、ふたばひろみとDeja VuのふたばひろみがDeja Vuから離れ、自身のオリジナルを主軸にした活動に入ったそうです。6月29日(水)に行われた五反田のライヴハウス「Rocky」での、110回目のライブがふたばひろみの最後のステージになりました。そのラストライヴの第一部から、「夢みるシャンソン人形」「恋のバイカル」「太陽は泣いている」の3曲をアップします。

6月12日(日)には小岩のライブハウス「Johnny Angel」の「昭和歌謡ナイト」で、小岩では初めてのライブをやったそうで、梢みわが1968年にリリースした曲「恋のバイカル」を演奏しています。
そしてDeja Vuのライヴ・インフォメーションを見ると4月16日(土)に、国立のライヴハウス「Liverpool」にも出演しています。国立にライヴハウスがあることを知りませんでしたが、ここは主にビートルズナンバーを演奏するバンドが出演しているようなので、機会があったら話のタネに行ってみます。


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児玉 清さんへ哀悼の意を込めて [昭和歌謡]

児玉 清.jpg私が好きだった俳優の児玉 清さんが16日に胃がんのため享年77歳で亡くなられて、20日に護国寺桂昌殿で通夜が営まれました。祭壇は白の蘭、白の菊、白い百合で飾られていて、誠実で清潔感あふれる児玉さんらしさが表現されていたそうです。児玉さんは闘病しながらも、リーダーシップ不在の日本の将来を不安視して、「文芸春秋」5月号に東日本大震災での菅直人首相や、東京電力の対応についても寄稿されていました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

1970年~1975年まで日本テレビとTBSで交互に放送されたドラマ、「花は花よめ」のシリーズで児玉 清さんは吉永小百合さんと夫婦役で共演していました。


タグ:児玉 清
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deja-vu [昭和歌謡]

過日、Yahooで3つの前世という無料占いをやってみたところ、1つ目はオーストリアで文学や戯曲に心を燃やした著名人。2つ目は大航海時代のヨーロッパの船乗りで、3つ目は地中海付近で生まれ、夢を追いかける冒険家でした。もうひとつの前世占いでは、「治す者」があなたが前世、善き道を進んでいたのなら、命を救い、身体をいやし、精神を守ってゆこうとした存在だったと思われます。性格的には知的で洞察力があり、独創的。博愛精神をもち自律心のある人物です。人々の命を守り、助け、協力して行こうとする、そんな治す者だったのでしょう。と、どれもピッタンコ当たってんじゃない~![わーい(嬉しい顔)] などと思いつつ、適当な個人情報を入力して再占いしてみたところ、悪徳医師だとかインチキ祈祷師でした。(こっちの方が当たっている?)[がく~(落胆した顔)]

占いやスピリチュアルを鵜呑みにする事はありませんが、現実の場面において過去にも同じシーンがあったような?と思うことがありませんか?これはdeja-vu(既視感)のように、その体験をよく知っているという感覚ではなくて、何時、何処でのことなのかは思い出せない、夢で見たような?という違和感を伴うもので、前世の記憶からそう思うのか?などと感じる事があります。

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砂の十字架.jpg 

deja-vu繋がりで、久々に"ふたばひろみとdeja-bu"をUPしますが、このバンドのライヴへLaurenceさんと行くお話しをしながら、帰京してもなかなか時間が取れなくておりました。中村晃子と梢みわのGS歌謡のカヴァーから3曲のうち、「砂の十字架」と「恋のバイカル」は錦糸町のライヴハウスPappy'sでのライヴです。何れも1968年にリリースされた曲で、「砂の十字架」は以前もUPしていますが、こちらはブルー・コメッツ公認のコピーバンド"三軒茶屋ブルーシャトウ"のギタリスト、ビーバー兼子こと兼子一昭さんが参加している動画です。

恋のバイカル.jpg

3つの前世占い結果


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北国行きで [昭和歌謡]

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1967年にレナウンが発表したニットファッション「イエイエ」のCMは、電通のCMディレクターだった松尾真吾さんが手掛け、それまでのテレビCMや広告の世界を一変するほどの画期的なものでしたが、その内容は後日書く事にして今日はこのCMソングを歌った朱里エイコさんの、キング時代の曲が収録されたアルバム「レイト60’s東京モッド・ガール・コレクション」から、キングレコード移籍初の1967年4月10日にリリースされた「恋のおとし穴/孤独の太陽」、1968年6月1日リリースの「まぼろしの声/悪魔のとりこ」のB面と、ワーナー・パイオニアから1972年1月25日にリリースされて大ヒットした「北国行きで」です。

朱里エイコさんは2004年7月31日に足立区の団地で、誰にも看取られずに享年58歳で永眠されましたが、1960年代のラスベガスで二ヶ月間自分名義の公演をしたり、「エド・サリバンショー」に出演するなど、アメリカのショービジネス界でも活躍したエンターテイナーでしたので、過去の栄光が華やかであっても人生の幕引きが悲し過ぎます。

1. イエ・イエ
2. ハバナ・アンナ 
3. マシュ・ケ・ナダ 
4. 悪魔のとりこ

5. まぼろしの声
6. 恋のおとし穴 
7. 孤独の太陽

8. ジ・エンド・オブ・ラブ 
9. 恋のアングル 
10. クレイジーラブ 
11. しのび泣きの恋 
12. むかしの貴方 
13. 恋のブラックカード 
14. 沈む夕陽は止められないの 
15. アニマル1の歌 
16. 知らない歌 
17. 明日までそばにいて 
18. 恋をしちゃった 
19. 聞いてほしい 
20. ノッポの恋人 
21. フラワーガール 
22. イパネマの娘 
23. メイム 
24. ダウンタウン


タグ:朱里エイコ
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Beat Pops [昭和歌謡]

以前、ソネットブロガーの麻里圭子さんから訪問頂いたことがあって、ブログを拝見したところ、1967年にレコードデビューをしていた歌手だったんですねぇ。1968年2月にリリースされた「銀色のお月さま」のB面、「そんな夢」という曲は時代的にGS歌謡になっています。そして驚いたのは、私が中学生の頃に観ていた洋楽(ポップス)を紹介するフジテレビの番組、「ビート・ポップス」で司会の大橋巨泉の横にいた、レギュラーの女性が麻里圭子さんなのでした。麻里圭子さんの公式ブログ、「花 夢 愛」はこちらです。当時の懐かしいエピソードが書かれています。http://blog.so-net.ne.jp/mari-mari/2007-11-11

この番組は「ミュージック・ライフ」編集長の星加ルミ子、音楽評論家の木崎義二が出演し、毎回、海外の新曲やグループを紹介していて、1967年にヒットしたザ・カウシルズの「雨に消えた初恋」のときに、大橋巨泉が言っていた"牛も知ってる、カウシルズ!ウッシッシ!"というギャグも懐かしいですね。

麻里圭子さんは1969年に放送された人気ドラマ、「サインはV」の主題歌を麻里圭子+横田年昭とリオアルマと歌っていて、1970年代始めには東宝映画の"ゴジラ対へドラ"の主題歌を、ハニー・ナイツ&ムーン・ドロップスと歌っていました。ハニー・ナイツといえば1971年~72年にシャンプーのCMに使われてヒットした、「ふりむかないで」があります。

ふりむかないで.jpg


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ふたばひろみとDeja vu Ⅱ [昭和歌謡]

東京タワー2009・06・07.jpg 

2、3年前から昭和歌謡がブームになっていて、飯倉のライブレストラン「Boston Dreams」では「昭和Pops Liveの日」というイベントがあり、広尾、恵比寿、新橋には昭和30年代~40年代始めの雰囲気を髣髴とさせる、昭和歌謡曲バーがあります。昨日に引き続き、ふたばひろみとDeja vuの昭和歌謡のライブから、加瀬邦彦が作曲した沢田研二の1972年のヒット曲を、ザ・ピーナッツがカバーしたバージョン「許されない愛」です。この曲を歌っていた頃のジュリーは、GSブームの終焉後にタイガース、スパイダース、テンプタースからピックアップされたメンバー6人で結成された"PYG"でも活躍していましたね。

もう1曲は弘田三枝子の1969年のヒット曲、「人形の家」です。他にも西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」、「赤坂の夜は更けて」、ザ・ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ東京」などの幅広いレパートリーを持つ、'60年代~'70年代のクラブ・バンドの様なので、60代半ば過ぎの年配の方々にもうけているでしょう。


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ふたばひろみとDeja vu [昭和歌謡]

以前、中村晃子の「なげきの真珠」をUPした際に書いた「ふたばひろみとDeja vu」は、1960年代~'70年代の邦楽を中心に都内のライブハウスで活動していて、今注目を浴びている人気グループのようです。主に出演しているライブハウスは五反田「Rocky」、錦糸町「Pappy's」と、新橋の「ライブ・バーZZ」には7月から毎月出演しているそうです。「ふたばひろみとDeja vu」の公式サイトはこちらです。http://hutaba-hiromi.com/deja-vu/

太陽は泣いている.jpg

いしだあゆみがビクターからコロムビアへの移籍第一弾、1968年6月10日にリリースされた「太陽が泣いている」と、ピンキーとキラーズの1969年の曲「七色のしあわせ」、五反田「Rocky」のライブです。生だとベースやバスドラムの音が心臓にビンビン響き、動画では聴き取りにくいキーボードの音も鮮明なので、ライブへ早く行きたいものです。"大五朗 もうしばらく辛抱するのだぞ!"、"ちゃん!"(爆)


タグ:昭和歌謡
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さくらの唄 [昭和歌謡]

先日UPした黛ジュンさんと、お兄さんの三木たかしさんは貧困家庭に育ったそうで、お二人からはその様な雰囲気は微塵も感じられませんが、借金取りが訪れると妹と押入れに籠もり、紙で書いた鍵盤をひいて遊んでいたそうでした。辛い子供時代を経験した、苦労人だったのですね。"苦労は買ってでもしろ!"と昔の人が言うように、子供の頃から音楽がお好きだったというお二人は、そのような境遇をバネに努力をした結果、ご兄弟で芸能界での成功を収められました。美空ひばりさんが歌った「さくらの唄」は、三木たかしさんが10代のときに作った曲だそうで、後年になってこの曲になかにし礼さんが詞を書いて、三木たかしさんが歌ったレコードが1970年に発売されたそうです。是非ともこのレコードを探して聴きたいと思います。

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この「さくらの唄」に魅了された作家で演出家の故久世光彦さんは、是非この曲をもう一度世に出したいという強い思いと、この唄は苦労を重ねた人でなければ歌ってほしくないということから、美空ひばりさんを訪ねてこの曲のテープを聴かせたのだそうです。二度聴いたひばりさんは涙を流して、この唄を是非歌わせて頂きます。と、久世光彦さんに言ったというエピソードがあり、ひばりさんが歌う「さくらの唄」がリリースされて、久世光彦さんの思いが叶いました。そして1976年にTBSで放送されたドラマ、「さくらの唄」の挿入歌にもなりました。作詞をしたなかにし礼さんは当時、実の兄の多額の借金を背負わされていて、失意のドン底と絶望の中から、遺書のつもりで書いた作品だったそうです。人の心を打つ音楽作品のその背景には、それぞれのドラマがあるのですね。その思いで「さくらの唄」を聴くと目頭が熱くなります。

美空ひばりさんの歌をもう一曲、「むらさきの夜明け」は「真っ赤な太陽」に続く、1968年1月にリリースされたGS歌謡第二弾です。


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60's Hit Parede/ひとりGS [昭和歌謡]

昭和ガールズ歌謡.jpg

1967年頃のテレビ番組によく出演をしていた西野バレー団のユニット、金井克子、奈美悦子、由実かおる、原田糸子がいた「レ・ガールズ」は歌って踊れる女性ユニットの先駆けだったと思いますが、初恋の人に似ていた画像左の原田糸子さんのファンでした。原田糸子さんは現在、陶芸作家をされていて、「あじさい窯 ギャラリー糸子」を主宰しています。

GSブームが全盛期の頃にひとりGSと呼ばれていた歌手に、中村晃子、黛ジュン、泉アキなどがいますが、1968年4月にリリースされた響かおるの「太陽がこわいの」と、同年の5月リリースの梢みわのデビュー・シングル「恋のバイカル」もあまり知られていないGS歌謡です。

恋のバイカル.jpg

恋のバイカル」←音源はタイトルをクリックしてお聴きください。

松平マリ子.jpg

恋のアルメリア」←音源はタイトルをクリックしてお聴きください。

1968年3月1日にリリースされた松平マリ子の、「恋のアルメリア」もひとりGSです。松平マリ子さんは旧華族のルーツを持つお嬢様で、昨年亡くなった作曲家の三木たかしさんの元奥様です。


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ひとり静 [昭和歌謡]

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画像は百花繚乱の北海道の春に咲く花「ひとりしずか」ですが、「ふたり静」という花もあって茶席の床に生ける花としてよく用いられるそうです。「ふたり静」は春に先端にふたつの花穂を立てて、白色の小花をつけるのが、静御前とその亡霊の舞姿に例えられ、能の曲目「二人静」に由来する名前だと云われています。

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名古屋の老舗和菓子屋の両口屋是清には「二人静(ににんしずか)」という、「ふたり静」の花の形を模した紅白の落雁の半球を一対にして包んだお菓子があります。パッケージが綺麗なので、女性へのお土産にすると喜ばれます。

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川中美幸の1999年にリリースされた曲、北海道の花「すずらん」をタイトルにした「君影草~すずらん」です。♪"どうして人は 別れてゆくの しあわせくれた あの人が 私を泣かす 北の国"良い曲です。5月の花「すずらん」の花言葉は、幸福 純潔 純愛 清らかな愛 繊細だそうです。ちなみに5月生まれの私の誕生日の花は「ペパーミント」で、花言葉は"心の温かさ"だそうなので、早速ペパーミントの鉢植えを買いに行かなくちゃ~!(爆)

「すゝきのブルース」は、九条万里子の1964年のヒット曲です。


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歌謡曲だよ、人生は [昭和歌謡]

歌謡曲だよ、人生は.jpg

オープニング/ダンシング・セブンティーン(歌:オックス)
第1話 僕は泣いちっち(歌:守屋浩)
第2話 これが青春だ(歌:布施明)
第3話 小指の想い出(歌:伊東ゆかり)
第4話 ラブユー東京(歌:黒沢明とロス・プリモス)
第5話 女のみち(歌:宮史郎)
第6話 ざんげの値打ちもない(歌:北原ミレイ)
第7話 いとしのマックス/マックス・ア・ゴーゴー(歌:荒木一郎)
第8話 乙女のワルツ(歌:伊藤咲子)
第9話 逢いたくて逢いたくて(歌:園まり)
第10話 みんな夢の中(歌:高田恭子)
フィナーレ/東京ラプソディ(オリジナル:藤山一郎/歌:渥美二郎)

2007年5月に全国で劇場公開された映画、「歌謡曲だよ、人生は」は、昭和にヒットした歌謡曲をテーマに、上映時間130分を10話の短編オムニバスにまとめた作品です。「僕は泣いちっち」と、「ラブユー東京」の音源を以前UPしましたので、今日は1967年にリリースされた荒木一郎のGS歌謡、「いとしのマックス」をUPします。

いとしのマックス.jpg

いとしのマックス


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North Lake [昭和歌謡]

立春が過ぎて、日本列島で日暮れが一番早い北海道も日増しに日が長くなり、一歩一歩着実に近づく春の気配を感じています。三寒四温は、寒い日が3日続くとその後は暖かい日が4日ほど続くと云われますが、2月の異称は「如月」、寒さのために衣を重ねる事から「衣更着」とも云われるそうです。今年の冬はとても寒くて、数日前の最低気温はマイナス10℃でした。

北海道の厳冬の地であるオホーツク海岸の、北見市近くにあるサロマ湖、釧路市から程近い摩周湖は一度も行った事がないのですが、行った事がある札幌から近い支笏湖や洞爺湖など、北の湖は歌謡曲の詞にもなるようにロマンティックなイメージがあります。群馬の榛名湖、静岡の浜名湖、滋賀の琵琶湖からは、食べ物のイメージが湧くのは私だけでしょうね?(爆)

サロマ湖の空.jpg

サロマ湖の空』音源は、タイトルをクリックしてお聴きください。

1969年9月5日にリリースされた、知る人ぞ知る名曲です。

霧の摩周湖.jpg

霧の摩周湖』/1966年12月1日リリース


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北国の街 [昭和歌謡]

勝井勝丸.jpgバンクーバー・オリンピックが2月13日(日本時間)から開催されて、昨日16日のスピード・スケート男子500メートルで、長島圭一郎選手が銀メダルを獲得し、昨夜のテレビ・ニュースでは長島選手の出身地である北海道、十勝地方にある池田町の人達が喜びに湧いていました。

昨年の春に出張で帯広へ行ったときに、ワインの産地でもある池田町に寄りましたが、ここの勝井勝丸さんという、いかにも強そうなお名前の町長は、絵画が趣味で年に1回はご夫婦で上野の美術館を中心に訪れて、「作品をよく理解できるわけではないのですが、観賞するだけでその時代のことや作者、芸術家の思いをなんとなく想像することが好きです。」という、純粋なお人柄のとても感じの良い人物です。


北国の街.jpg

1965年3月に公開された舟木一夫、和泉雅子主演の、日活青春映画の主題歌です。

北国の街』タイトルをクリックしてご覧ください。

作詞:丘灯至夫 作曲:山路進一 

名残りが燃える 心が残る ふたりで帰るアカシヤの道

今夜だけでも そばにいて 眺めていたい ひとつ星

ぼくたちだけの よろこびが住む 北国の街

ちいさな花を ひろった指と ほのかに恥らい 見あげた顔に

たとえ別れが あろうとも 心はいつも 変らぬと 

誓ってくれた 夜更けの恋よ 北国の街

夜風がゆれる 灯りがうるむ 肩よせ歩く アカシヤの道

ここでさよなら するけれど 明日もいい娘で いて欲しい

ぼくたちだけの しあわせがある 北国の街


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