夕月 [1960年代の邦楽]
5月11日に亡くなられた三木たかしさんの、作曲家としてのデビュー作の事は別サイトの「和製ポップス」に書いていますが、実妹の黛ジュンがテレビのワイドショーにも姿を現していなかったので友人と心配をしていましたが、19日に芝増上寺で営まれた通夜の席では「私は兄に褒められたくて一生懸命歌ってきた。兄には『私はこれからどうしたらよいのか教えてちょうだい』と言いたい」と終始大粒の涙を流しながら、悲痛な表情を浮かべていました。
6月16日のNHK歌謡コンサート「特集・三木たかしの世界」では、亡き実兄との想い出話を語った後、三木の作曲で大ヒットとなった『夕月』を哀しみを抑えて熱唱していました。
私の想い出がいっぱい詰まっている年、1968年9月10日に発売された『夕月』(作詞:なかにし礼/作曲:編曲:三木たかし)です。
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