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ロザリオは永遠に! [G・S]

元オックスのオルガン奏者で俳優の夏夕介さんが、胃癌のため1月27日に亡くなっていた事を昨夜知りました。ご冥福をお祈りします。今年10月に還暦を迎える59歳でした。夏夕介さんは「特捜最前線」などのドラマにも出演していました。昨年は元ジャガーズのボーカル、岡本信さんが還暦を迎える直前の4月に59歳で亡くなっていますので、1960年代後半に大ブームを巻き起こした、G・Sのヒーローが数年前から続いて他界しています。
1969年5月にオックスの赤松愛が抜けた後、1969年6月25日にリリースされたロザリオは永遠に」から、田浦幸(本名:田浦久幸)という名でオルガンを担当していました。オックスが1971年5月31日に、池袋のジャズ喫茶「ドラム」でのステージを最後に解散する直前に、夏夕介がリリースしたソロ・シングルの第2弾「愛と栄光の日々」は、数多くのG・Sヒット曲を手掛けた橋本淳:作詞、すぎやまこういち:作曲のコンビによるG・S風の曲でした。
ロザリオは永遠に.jpg
ロザリオは永遠に音源はタイトルをクリックしてお聴きください。
後列右が夏夕介(田浦幸)さんです。端整な顔立ちをしていますね。
銀座ACBでのオックス(1968年11月).jpg
1968年夏のオックスのステージ、「銀座ACB」です。

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n-project

オックスは人気が出るバンドして意識的に結成されたバンドでも有りました。

「キングス」でデビュー出来たにも拘らず抜け出た「福井利男」「岩田裕二」、「サンダーズ」時代の沢田研二も出ていた京都田園で活躍の「マッコイズ」の「岡田志郎」、ルックスで目を付けていて「ハタリーズ」をやめた「赤松愛」、そして漫画トリオのバックバンド、「バックボー」にいたプロの「野口ヒデト」という当時の関西のある意味最強メンバーを集めたのでした。

田浦幸(夏夕介)も出身こそ熊本県ですが、バンド活動はナンバ一番での和田アキ子のバックバンド「グランプリズ」でしたので、関西からのプロデビューであります。
by n-project (2010-02-07 11:48) 

tateichi_m

n-projectさん、
G・Sの人気グループは関西、関東出身で占めていましたね。
'70年代初期のフォークもそうですが、ニューミュージックからはユーミンを除いて北海道、九州が王座でしょうか。
当時16、7歳だったG・Sの人達は学歴がないので、G・S衰退後の人生は悲惨なようです。
タイガースの瞳みのるのように、解散後に高校へ編入して、慶応大学を卒業後、慶応高校の教師をやっていたのは稀で、かなりの努力家だと思います。

昔、六本木で飲んでいたときに、和田アキ子が私達の席に挨拶に来ました。
キャラと違い、素顔は礼儀をわきまえた女性らしい人だと感じます。
芸能人は電通、博報堂の社章を見ると、襟を正して挨拶に来ます。
by tateichi_m (2010-02-07 16:35) 

Dr.SCOOP

映画「パッチギ」の冒頭に出てくるバンドが「オックス」っぽいのですが、いかがでしょう?
また、映画「GSワンダーランド」のモデルとなったバンドも明らかに「オックス」ですよネ?
つまりは、「オックス」というバンドは狂乱のGS時代を象徴するバンドだったってことじゃないのでしょうか?

by Dr.SCOOP (2010-02-07 18:02) 

tateichi_m

Dr.SCOOPさん、
「パッチギ」のオープニングで、オックスのコンサートもようが使われていますね。「GSワンダーランド」のモデルもオックスですよね。
1968年の大晦日にあった、日劇からのG・S中継番組もオックスが中心で、オックスがテーマ曲を歌い、出演する番組もありました。

当時、私は男子校の中学2年~3年でしたが、男子にもオックスのファンがたくさんいて、「ダンシング・セブンティーン」のLPを貸してくれて聴いた事がありました。
by tateichi_m (2010-02-07 21:43) 

tateichi_m

shinさん、niceありがとうございます。
by tateichi_m (2010-02-07 21:45) 

tateichi_m

トメサン、いつもありがとうございます。
by tateichi_m (2010-02-07 21:46) 

tateichi_m

アメリカーノさん、niceありがとうございます。
by tateichi_m (2010-02-07 21:46) 

n-project

映画「パッチギ」のオープニングのバンドは「オックス」を意識していて、会場表の看板のバンド名、メンバー名も「オックス」のそのものでした。

演奏曲も第二弾シングル「ダンシング・セブンティーン」でした。

演じたのは京都の現役GS「サイクロンズ」でしたが、このバンドは三人編成ですので「野口ヒデト」「赤松愛」役は役者が演じています。

映画「GSワンダーランド」の「ザ・タイツメン」は「オックス」をメインにモチーフしていますが、「ザ・テンプターズ」「ザ・ヤンガ―ズ」「スケルトンズ」「タックスマン」等の衣裳イメージも取り入れていると思います。
by n-project (2010-02-07 22:03) 

n-project

映画「パッチギ」新装開店のキャバレーの場面には経営者大西組長「徳井優」その息子府立東高番長「ケンドーコバヤシ」が出ていますが・・・・・
実はキャバレーのお客の中に私も写っています。
by n-project (2010-02-07 22:23) 

ぼんくらオヤジ

そっか、オックスの田浦幸って夏夕介さんのことだったんですねぇ。
うっかりしてました^^; 本当にこの辺の方が相次いで他界されて
寂しいですね。というか、なんとも早過ぎる気がします。
by ぼんくらオヤジ (2010-02-07 22:26) 

tateichi_m

n-projectさん、ありがとうございます。
「パッチギ」の時代設定は1968年ですので、nさんが京都でアマチュア・バンドのコンサートや、ゴーゴー・喫茶への出演依頼をされるなどの活動をされていた頃でもあるのですね。
井筒和幸監督作品は、時代の奥深い部分も模写されていて、賞を総なめしていますね。個性が強い監督ですが、楽しい人柄も好きです。

「パッチギ」のDVDを借りて、キャバレーのシーンを是非観ます。「舞妓Haaaan!」のときもnさんの存在感がありましたが、nさんが出ている作品はまだまだあるのですね。
by tateichi_m (2010-02-08 01:56) 

tateichi_m

ぼんくらオヤジさん、
カーナビーツのアイ高野、モップスの鈴木ヒロミツ、カップスのデイブ平尾、リンド&リンダースの加賀テツヤ、ジャガーズの岡本信など、少年期に刺激を受けたかっこいい人達が60歳前後で亡くなっています。早すぎますが、GSの人達は若い頃から不摂生をしていますので・・・。
by tateichi_m (2010-02-08 01:59) 

tateichi_m

oiraさん、niceありがとうございます。
雪まつりはお出かけになりましたか?
私は又、地方出張中です。
by tateichi_m (2010-02-08 01:59) 

tateichi_m

tacit_tacetさん、niceありがとうございます。
by tateichi_m (2010-02-08 02:00) 

mwainfo

「銀座ACB」、懐かしいです。
by mwainfo (2010-02-08 10:20) 

tateichi_m

mwainfoさん、
「ACB伝説」という本とCDが出ていましたが、
昭和史に残る店ですね。
by tateichi_m (2010-02-08 16:32) 

ぼんぼちぼちぼち

今の時代に聴くと 「こんなにもべったりしてたのかー」と思いやすね。
真木ひでとの声質はいいな と思いやす。
高円寺は こういういファッションの若者が 闊歩していやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-02-08 21:27) 

tateichi_m

ほりけんさん、niceありがとうございます。
by tateichi_m (2010-02-08 21:57) 

tateichi_m

ぼんぼちぼちぼちさん、
昔からの行きつけの床屋が、高円寺のブルー・バードでした。
村上春樹の「1Q84」を読むと、昔の高円寺が蘇ります。
by tateichi_m (2010-02-08 21:59) 

miopapa

オックスも懐かしいですが
私も、最後にあります「ACB」
この頃、いろんな所に同名の喫茶店が・・・
年齢的にも、田舎育ちで思いっきりも無く東京へは行けず、
近くの喫茶店に入り、
流れているGSの曲を聴いてた覚えが・・・
by miopapa (2010-02-09 13:47) 

tateichi_m

miopapaさん、ありがとうございます。
GSを流す、「ACB」という喫茶店があったのですね。
GSもACBも、流行の最先端の時代だったのですね。

「ACB」は銀座、新宿、池袋にありましたが、
仕事関係の少し年上の方々で、昭和42年に、
札幌から高校の修学旅行で東京へ行ったときに、
自由時間に銀座ACBへ行き、
スパイダーズのステージを観たと云っていました。
by tateichi_m (2010-02-09 17:01) 

tateichi_m

ナツパパさん、niceありがとうございます。
by tateichi_m (2010-02-10 00:43) 

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