Adventure VAN

8月17日の「VAN MUSIC BREAK」でスタートしたJAZZ Sceneですが、やはり締めもヴァンヂャケットが提供したナベサダの音楽番組を紹介します。日本を代表する世界的なジャズ/フュージョンのサックスプレイヤー渡辺貞夫と、1967年にデビューしたトランペット（コルネット）プレイヤーの日野皓正は、音楽をこよなく愛するようになった多感な少年時代、中学生の頃に興味を持ったアーティストです。

私が中学2年の1968年に、ヴァンヂャケットの春夏物のキャンペーン"S＆S"があって、そのテーマの「ADventure」と連動したプロモーションで制作されたラジオ番組が、ジャズを若者に発信する「Nabesada in ADventure」でした。当時、土曜日の午後や日曜に友人とVANショップへ足しげく通った私は、今日UPしている画像が涙がちょちょぎれるくらいに懐かしいのですが、残念ながら当時のものは殆ど残っていないので、VAN研究家、コレクターのn-projectさんが所有するコレクションから、以前メールに添付して頂いた画像を使用させて頂きました。

他にも1968年は「ALL★ABOUT NABESADA」というラジオ番組もあり、1968年にヴァンヂャケットのCMソングとして作られた「シャバルラ二人で」は、MEN's CLUBに音楽関連の記事を書いていた当麻桃之:作詞、渡辺貞夫:作曲、編曲をしていました。また1960年代末から'80年代にかけて、旧ヴァンヂャケットや資生堂が提供した「ナベサダとジャズ」、「サウンド・イン・アドベンチャー」、「マイ・ディア・ライフ」、「ナイトリー・ユアーズ」などもありました。九州エリアではRKB毎日放送をキー局にしたラジオ番組、「VAN MUSIC TAKE－OFF」がON・AIRされていたそうです。

タグ：ヴァンヂャケット　ADventure　Nabesada in ADventure　ALL★ABOUT NABESADA　VAN MUSIC TAKE－OFF

コメント 6

渡辺貞夫さんというと　原付きバイクのCMを思い出しますね。
「モーニング・アイランド」あたりから聴き始めました。今は、ビクターとソニーのベスト・アルバムが手もとに。　一時は　朝起きるのに　タイマーセットしてましたね。＾＾にゃはは
by ゆうのすけ (2010-08-28 02:13) 

いつもご訪問ありがとうございます。
最近はよくナベサダさんの弟さんの、渡辺文男さんのライブに出かけます。
兄貴は雲の上の人、とよく言っています。ドラムは自己流で覚えたといいます。なんとスタートはボーカル。気が向くとチェットベーカーばりのボーカルを披露します。
by mwainfo (2010-08-28 10:03) 

長い歴史を感じますね。
積み上げた実績は何物にも代え難いすばらしさでしょう。
ナベサダさんの音楽は良く聴きます。
頭で考えるより心にスッと入ってくるのが良いなあ。
by ナツパパ (2010-08-28 10:58) 

ゆうのすけさん、
「モーニング・アイランド」は「カリフォルニア・シャワー」の次にリリースされたアルバムですね。当時フュージョンが流行して、特に豊かな感性が求められる広告代理店のクリエイターが好んで聴いていました。
ゆうのすけさんも音楽感性が豊かで、多感な少年だったようですね。少年時代にたくさんの事に興味を持ってそれを身に付けた人は、偏りのない幅広い知識となって、ひと回りもふた周りも違う会話が出来ます。

ネーミングを思い出せませんがヤマハの原付きバイク、デザインと色も良かったですね。
by tateichi_m (2010-08-28 18:49) 

mwainfoさん、
弟さんの、渡辺文男さんも素晴らしいアーティストですね。私はエイトビートのドラムを13歳からやっていましたが、難しいとされるジャズドラムを覚えて、4歳からピアノを弾いている団塊世代の友人と、13歳からベースを弾いていた私と同世代の知人と、'60年代から'70年代始めの昭和歌謡ポップスをアレンジしたトリオを組んでみたいと考えております。

東神田のジャズスポット、TUCも良い感じですね。
by tateichi_m (2010-08-28 18:56) 

ナツパパさん、
音楽は頭ではなく感性、心で聴き感じるものですね。読書や映画もそうかな。
ナベサダはCMの音楽提供、キャラクターも務めていて、某化粧品メーカーの場合、ナベサダの楽曲が先に来てその流れでCMを作るというパターンがありました。
by tateichi_m (2010-08-28 19:21)