So Long Sachio [1960年代の邦楽]
1960年代から'70年代初めに青春時代を過ごした人達の間で人気だった店に、六本木「ザ・ハンバーガーイン」やイタリアン・レストラン「キャンティ」がありますが、1997年に出版された「キャンティ物語」は1960年に"子供の心をもつ大人たちと、大人の心をもつ子供たちのために"と、飯倉片町にオープンした「キャンティ」オーナーの、華族出身の川添浩史さん梶子さん夫妻の生涯と、キャンティを愛する客達の青春を描いた長編ノンフィクションです。そして「キャンティ物語」のプロローグは慶應高校時代からキャンティの常連だった福澤幸雄さんの葬儀から始まっていて、キャンティに集まった多くの人々からも愛された華やかな存在だったことが伺えます。
キャンティのオープン当初の常連客には三島由紀夫、黛敏郎、黒澤明、岡本太郎、小沢征爾、篠山紀信や、当時六本木族と言われた加賀まりこ、安井かずみ、かまやつひろし、井上順。後には坂本龍一、村上龍、中学生だった松任谷由実など…がいて、有名、無名を問わず才能を持つ文化人、芸能人たちが川添夫妻の人間性や文化的教養に魅了されて集い、自由に席を立って交流し同じ時間と空間を共有しました。(データベースより一部引用)
福澤幸雄さんの親友だったかまやつひろしさんが彼に捧げた曲、「ソーロング・サチオ」は1969年5月25日にリリースされたアルバム"スパイダース'69"に収録されていました。そしてスパイダースの活躍にも貢献した福澤さんは、スパイダース8人目のメンバーと云われたそうでした。
キャンティ・・・私は ユーミンから その存在を知りました。
そうそうたるメンバーが 入れ変わり くつろいでいたようですね!^^にゃはは
by ゆうのすけ (2011-02-13 04:09)
福澤幸雄さん、凄い人ですね。私がむかしエドワーズに在籍していた事が誇りに思えて来ました。
かまやつさんのレイバンとダークカラーのシャツとドットのネクタイ決まってますね。私も同じようなコーディネイトしていました。
by murayasu428 (2011-02-13 10:03)
ゆうのすけさん、
ユーミンは私と同じ年の早生まれなので1学年上ですが、GSブームの頃にフィンガーズの成毛滋の追っかけをしたり、中学時代から社会勉強?をしていた遊びの部分と大学は美術を専攻というところに、時代を同じ目線で見て過ごしたのだと好感を感じます。私はGSの追っかけ経験は無いですが(笑い)。
by tateichi_m (2011-02-13 13:28)
murayasu428さん、
ヴァンヂャケットもエドワーズも誇りですね。私の知り合いはかなり苦労して、やっとVANに入社をしたそうでした。'60年代にモッズやコンチを紹介したエドワーズは、当時のIVY世代ならあの紙袋に想い出がある人が多いですね。私は小学5、6年のときにVANとJUNと共に私の姉が持っていたのを見てカッコよさを感じていました。IVYを始めた中学一年生の頃にレーシングメイトを通して、レーサーや企業のイメージモデルとしての福澤幸雄さんの存在を知りましたが、エドワーズの役員でデザイナーだった事は後で知りました。初期のスパイダースがモッズだったのも、福澤さんの影響だったのでしょうね。
by tateichi_m (2011-02-13 13:48)
かまやつさん 好きでやす\(◎o◎)/
この曲も持ってやすっ(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-02-13 19:33)
おお、若いときのかまやつさん、良いなあ、尖ってますねえ。
曲も素敵ですね。
by ナツパパ (2011-02-13 21:07)
ぼんぼちぼちぼちさん、
アルバム「ムッシュー/かまやつひろしの世界」も良いですね。
福澤幸雄さんの妹エミさんが作詞した「ペイパー・アシュトレー」や、
石坂浩二さん作詞の曲とか。
by tateichi_m (2011-02-13 23:33)
ナツパパさん、
友人に捧げた作詞作曲に豊かな人間性を感じます。
↑に書いたアルバムもムッシューの個性が光っています。
by tateichi_m (2011-02-13 23:34)