Yesterday's Yesterday [G・S]
学生さん達は夏休みに入ったようですね。北海道の小、中、高生の夏休みはスタートが少し遅く、2学期が始まるのは逆に少し早いのだそうです。その代わり冬休みが長いのが雪国の特徴です。アメリカの学校はというと、夏休みが毎年メモリアル・デイ(今年は5/25)から、レイバー・デイ(今年は9/7)迄で、夏休みがとても長いのだそうです。
私の学生生活最後の夏休みをエンジョイしていた'76年は、日本の'60年代シーンを飾った若大将シリーズが新宿東宝で、5本立て100円で上映されたり、加山雄三のベスト・ニューアルバムが発売された年でした。このレコードをカセット・テープに録音して、車の中でよく流していました。
海が大好きな加山さんの、人生という航海に嵐が吹き荒れた時期があり、芸能活動も停滞気味だった頃に再ブームが到来して、デビュー15周年の武道館コンサートがあったのも'76年でした。このコンサートに私も行きましたが、加山雄三が名付けの親でもあるザ・ワイルド・ワンズがゲスト出演をして、想い出の渚が出来るまでのエピソードや茅ヶ崎の話などを披露しました。
'60年代のもうひとつのブームだった、グループ・サウンズの曲をカバーしたアルバム、「G・Sダウン・タウン・ブギウギ・バンド」が発売されたのも'76年でした。G・Sブームから僅か8年しか経っていませんでしたが、このLPをとても懐かしい気分で聴き入ったものです。
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのアルバムのなかでは、最も異色の作品でしたが、作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童によるアルバム・オリジナル作品の「Yesterday 's Yesterday」を除いて、すべてG・S全盛期にヒットした曲をカバーしています。宇崎竜童がダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成する前にG・Sのマネージャーをやっていたことがあって、その関係者との親交から思い入れがかなりあったようです。当時、通常のコンサートではG・Sの曲を演奏することはありませんでした。
「Yesterday 's Yesterday」より
「歌に命がある そう思いはじめたのは 幾つの年からだろうか あり余る若さを この両の手に持て余し ぎらぎらと輝く灼熱の太陽に向かって 突っ走っていたあの頃か」
「歌に時がある 晩秋の夕暮れ プラタナスの木から枯葉が落ちるように 青春が一枚一枚そのベールを剥がしてゆく そして最後に残るものは 諦めきれない落ち着きと 剥き出しの裸の心か」
アメリカーノさん、今晩は。
niceありがとうございます。
今日は朝から晴れて爽やかな夏日となり、
札幌円山球場では、高校野球南北海道選抜試合をやっていました。
もう高校野球の季節なんですね。
by tateichi (2009-07-20 20:18)
ダウンタウンブギウギバンドは、アップテンポの曲よりもブルース系が好きでした。
「身も心も」というタイトルでしたか、とても好きでしたっけ。
この曲も良いですね、GSへの敬意があって。
このカバーアルバム、CDになっていないのでしょうか。
by ナツパパ (2009-07-21 09:33)
ナツパパさん、今晩は。
「身も心も」私も好きで、昔、カラオケのレパートリーでした。
CDになっていますよ。私は廃盤のレコードを収集していますので、
都内に中古レコード店の穴場があります。蒲田の「えとせとら」は、
テレビの懐メロ番組にジャケットを提供していますが、今はアナログ物が少なくなりました。
20年以上前は、ここへ行くと何でもあったので残念です。
by tateichi (2009-07-21 19:33)
miopapaさん、今晩は。
niceありがとうございます。
miopapaさんも私と同世代のようですね。
想い出に残る曲、懐かしいものをUPしようと思います。
by tateichi (2009-07-21 19:41)