Twenty Ten 誓いのフーガ [1960年代の洋楽]
クラシック音楽のメロディを使って詞を付けた楽曲は数多くありますが、代表的なのは1965年の大ヒット曲、女性R&Bグループ「The Toys」の"ラヴァーズ・コンチェルト"で、原曲はバッハの"メヌエット"でした。イギリスのグループ「Tinkerbells Fairydust」のセカンド・シングル、『Twenty Ten』(邦題:誓いのフーガ)は、1967年にリリースされて日本では1968年~69年に大ヒットした楽曲ですが、この曲もバッハの"小フーガト短調"をモチーフに構成されています。誓いのフーガは1968年11月のヒット・チャートで2位まで上昇し、年間チャートでは20位以内に入っていた曲です。因みに1位は1968年9月14日に日本でリリースされた、ビートルズの"ヘイ・ジュード"で、その後"ヘイ・ジュード"を抜いて1位になった曲は、1968年12月5日に日本でリリースされた、メリー・ホプキンの"悲しき天使"でした。
「Tinkerbells Fairydust」の前身は「The Rush」という6人組のグループで、1967年5月にデビュー・シングル"Happy"をリリースしますがヒットには至らず、この後Decca RecordのプロデューサーVic Smithに誘われ、"ウオルト・ディズニーのピーターパンに出てくる、いたずらな妖精の魔法の粉"(これがかかると大空を自由に飛べるようになる)「Tinkerbells Fairydust」に改名しました。
冒頭の歌詞に"西暦2010年は今から43年後、その頃僕たちは一緒に歩んでいるだろうか。愛を語らっているだろうか。僕たちの生活は、バラ色になっているだろうか"、という詞があるのですが、当時は2010年なんて遙か彼方の事でしたのに、あれから43年もの歳月が流れました。
うーん、2010年...わたしもたしか中学生の頃2000年には?と友人と話を
していたことを思い出します。
2000年には、46歳になるわけで、すげぇオジさんになっちゃうね、なんて言ってましたっけ。
それが...今46歳といったら、まだ若いなあ、なんて思いますものねえ(笑)
by ナツパパ (2010-04-01 08:59)
こんにちは。
やはり、「誓いのフーガ」ネタでしたか。
バッハというと、この曲、はずせませんね。
ありがとうございます。
連鎖式にいくと、
次は、パッヘルベルのカノンでしょうか(笑)。
この曲も、遺伝子、ばらまいていますね。
そういえば、アルバムlunaのサラ・ブライトマンの「青い影」を聴くと、
彼女の歌うショパンの「別れの曲」のボカリーズも聴きたくなったりします。
by シュガー (2010-04-01 15:25)
ナツパパさん、
曲名を想い出せないのですが、'70年前後に杉田二郎と、
加藤登紀子が歌っていた、♪1990年・・・、
子供は二十歳・・・のような歌詞の曲がありましたが、
'70年代に入った頃は'90年でさえ遠い未来でしたね。
by tateichi_m (2010-04-01 22:15)
シュガーさん、
パッヘルベルのカノンも良いですね。
次回は2010年から更に未来へ飛ぼうと思いますが、
その前に一度1964年の日本に戻ります。(笑い)
最初に聴いたサラ・ブライトマンのアルバムは「eden」で、
以降のアルバムも聴くようになりましたが、
コンサートやPvの演出にも惹かれるアーティストのひとりです。
by tateichi_m (2010-04-01 22:18)
43年。
あらためて振り返ると・・・・むむ。
穴だらけの人生でした(笑)
by oira (2010-04-05 23:03)
oiraさん、
雪も解けて、やっと春らしい陽気になりましたね。
昔、いしだあゆみさんが主演したドラマに、
「消しゴムお亜季」というのがあり、
古い親友と飲みながら観ていて、
人生の嫌な部分を消しゴムで消せたら・・・、
なんて云っていました。(笑い)
by tateichi_m (2010-04-06 00:11)