Don't let me be Misunderstood [JAZZ]
アメリカのジャズ・ボーカリスト、音楽家のニーナ・シモンは、1960年代の黒人公民権運動に参加して、キング牧師と共に活躍をした女性でした。彼女がリリースしたアルバムはかなりの枚数があり、スタンダード・ナンバーが収録されているアルバムだけでも11枚あります。そのような大御所が1964年に歌ってヒットしたのが、「Don't let me be Misunderstood(邦題:悲しき願い)」です。
1965年にリリースされた、アニマルズの「悲しき願い」です。「朝日のあたる家」「悲しき願い」「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」を、ニーナ・シモンと同時期にカヴァー及びリリースしているので親交があったのでしょうね。
1965年にリリースされた曲「ブーン・ブーン」は、スパイダースの1966年12月25日にリリースされたシングル、「なんとなく なんとなく」のB面にかまやつひろしのボーカルでカヴァーしていました。
アニマルズの「朝日・・」もいいですけど僕はこの「悲しき願い」の方が好きかもです。You-Tubeの映像衣装がいいですね!オースティン・パワーズ・デラックスの映画を連想しました。パイピング・ジャケット、黄B・D、黒細ニットタイ・・・このままATCのパーティーに行けそうですね(笑)
by サントラ (2010-05-04 07:12)
この曲は初めて聴きました。
良い曲ですね。
画面に現れるメンバーのかっこいいこと。
60年代ファッションのお手本、のようですね。
by ナツパパ (2010-05-04 07:27)
サントラさん、
リアルタイムの小学生の頃は、尾藤イサオのカヴァーがお馴染みでした。20年以上前に、志村けんのギャグから「悲しき願い」と「僕は泣いちっち」が再び人気が出たようでした。(笑い)
当時はIVY、コンチ、モッズも細いシルエットが主流でしたね。私が昔着たVANsportsのパイピング・ジャケットをこちらでUPしていました。
http://www.cafeblo.com/ivyscene1968/archive-20090120.html
by tateichi_m (2010-05-04 21:57)
ナツパパさん、
テレビで観ていたGSの映像を想い出しますが、
英米のバンドはカッコいいですよね。(笑い)
by tateichi_m (2010-05-04 21:59)
曲は、その時代の鏡ですね。
是も非もなく、聞き入った人々の、時には涙も、笑いも!
音楽は、永遠ですね。
by oira (2010-05-04 22:25)
キング牧師は高校生の頃伝記を読み彼の言葉に触れ感動した思い出があります。今でも尊敬する人物の一人です。
動画にある消防士が黒人のデモ集団に放水した映像は当時の一般人にも大変なショックを与えた、と伝記で読みました。
悲しき願いとは人種差別のない世界。。。という事でしょうか。
歌詞はわかりませんが、甘いような切ないような歌声が素敵ですね。
アニマルズもカッコ良くて素敵ですね(^^)
by マイン (2010-05-04 22:58)
oiraさん、
歌は世につれ、世は歌につれでしょうか。
本棚を見ると、その人の人生が判ると云いますが、
音楽の好みにも、人柄が覗えますね。
私は、本は見えない場所に隠しています。(笑い)
by tateichi_m (2010-05-05 00:01)
マインさん、
キング牧師とケネディ大統領は、共に1950~60年代のヒーロー的な存在でしたが、お二人とも暗殺という形で志しを半ばに世を去りましたね。
生きていたらベトナム戦争も早期に終結して、世界がもっと良くなっていた筈です。
国民を守り世界平和を提唱するリーダーは、昔も今も僅かだと思います。
ニーナ・シモンの動画は、敢えてこれを選びました。
歌詞は甘く切ない男女間のトラブル?を歌っているようですが、ニーナ・シモンはソウル・シンガーでもあるので、魂を込めて「人種差別のない世界」を叫んでいたのだと思います。
by tateichi_m (2010-05-05 00:56)