青い山脈

 

1966年4月にリリースされた梶光夫さんの「青い山脈」は、1966年に日テレで放映していた「青い山脈」の主題歌です。画像中央は金谷六助役の関口宏さんと、寺沢新子役の加賀まりこさんです。観ていた方は懐かしいでしょう。7月4日の「ひと物語」でご紹介させて頂いた、札幌緑愛病院肝臓センター所長、肝がん検診団団長の、川西輝明先生が医療講演会などで歌われている曲目に「青い山脈」がありますが、爽やかなお声の感じが梶光夫さんと似ているように思います。先生の七夕のブログです。http://blog.goo.ne.jp/ryokuai_2007/d/20100707

************************************************************************ 

 

6月24日に配信された医療介護CBニュースによると、全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団はこのほど、6月上旬に各政党と衆参両院の国会議員を対象に行ったB型肝炎訴訟への意識に関するアンケート調査の集計結果を公表した。政権与党として政策の主導的立場にある民主党は、421人の議員のうち回答したのは31人、回答率は8%にとどまった。

アンケートは、
1　全国B型肝炎訴訟について、早期に和解解決すべきだと思うか。
2　政府は速やかに被害者認定基準、および賠償額を含めた和解案全体を示すべきだと思うか。
3　政府は早期に和解を成立させるために、裁判所の和解期日を短い間隔で入れるようにする、あ　　　るいは裁判所以外での交渉を行うなどの対応をすべきだと思うか。
4　政府は予防接種による全国B型肝炎感染被害の全面解決について国民の理解を得るために、政府の解決に向けた考えを早期に国会等で示すべきだと思うか。
の4点について、「はい」「いいえ」の選択肢で回答するもの。

政党からは、民主党、自民党、公明党、共産党、社民党、みんなの党、新党日本の7党が回答。政権与党の民主党は、(1)の質問に「はい」と答えたが、他の質問にはいずれも無回答で、それ以外の6党は、いずれの質問にもすべて「はい」と回答した。民主党と連立政権を組んでいる国民新党からは回答がなかった。

議員からは、9つの政党の77人が回答。回答率が最も多かった政党は共産党で88%。以下は、社民党58%、たちあがれ日本40%などとなっている。一方、最も少なかったのは自民党で6%。民主党(8%)、国民新党(11%)も少なかった。　「はい」の回答が少なかったのは民主党で、各質問に設けられた記述欄には「つらい思いをしてきた人々をこれ以上待たせてはならない」との記述があった一方、「二者択一はできない」「早期和解を希望するが、司法には言及できない」などの意見も見られた。

とありましたが、国の過失であるにもかかわらず、この誠意の欠片もない国の対応の遅さから、ウイルス肝炎で亡くなられている患者がいるのです。多くの患者が差別や偏見に苦しみ、家族や仕事を失っている現状を、かつて旧厚生大臣の頃に薬害エイズ問題を解決した菅直人首相によって、迅速にB型肝炎問題を解決してほしいものです。この記事の下書きは早くから用意をしていたものですが、参院選が済むまでUPするのを延ばしました。

タグ：全国B型肝炎感染被害　全国B型肝炎訴訟

コメント 6

水俣病や薬害エイズで懲りたはずなのに、また同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
政治家もそうですが、厚労省の役人でしょう、元凶は。
匿名性を盾に、責任をとろうとしない姿勢は、役人の特質。
そこをなんとかするのが政治家の役割なのに．．．いやはや。
一刻も早い解決を熱望します。
by ナツパパ (2010-07-19 09:46) 

「青い山脈」メロディーが軽快で良いですね♪♪
なんとなく口ずさみたくなります＾＾♪♪
by マイン (2010-07-19 12:54) 

ナツパパさん、
ウイルス肝炎の問題は随分昔に遡るので、歴代の首相や担当大臣にも責任があります。
官僚は俺たちが国を動かしている！ような、自信と自惚れの違いを理解できない輩が多いので、そこを変革するのも閣僚の仕事でしょう。
政治は一寸先が闇！自民党の不祥事が相次いだ事から、宝くじにでも当たったように運良く政権与党を取った民主、今回の参院選の結果に如実に表れていますね。
参院選を仕切った枝野幹事長と、極左暴力団との接点は言語道断！衆院選が今から楽しみです。
by tateichi_m (2010-07-19 22:59) 

マインさん、
突然の来客で、レスが遅くなりました。
「青い山脈」は、私が生まれる前から世代交代で歌われてきた名曲です。
勇気や希望を与えるような癒し系のメロディですね。
by tateichi_m (2010-07-20 03:13) 

この問題もしかり、
少し？かなりかな？　医療制度の改正による
長期の訓練が受けられない人達の問題や
凍結され、新たに審議されているという
障害者の自立支援法の見直し等々、
以前の管だったら、民主党だったら・・・って、ついつい
でも、今回の民主党に限らず、政治家に始まり、
お役人って、県職に至るまで、自分の在職中や、
役職が上がって行くにつれ、物わかりが悪くなったり・・・
それに、一般の生活が見えなくなるんでしょうか？

　私がよく思うのは、国の無駄遣いや
　鳩山さんが、毎月お母さんから貰われるというお小遣いで
　基礎年金だけで暮らしている障害者や、お年寄りが
　何人、何年暮らせるか分かって欲しい！！
　と・・・・・


by miopapa (2010-07-20 11:31) 

miopapaさん、
医療制度の改正は、小泉内閣の頃から方向性を誤っていると思います。
当時の厚労大臣だった公明の坂口力が良かれと思ってやったことも、
医師不足につなる発端になっていますし。
本末転倒では、いつの世も苦しめられるのは民ですから。

親としての義務、責務であるはずの高校の授業料の無料化、
子供手当てのバラマキよりも大切な底辺の部分、
一家の大黒柱の収入源を安定させる方を優先させるべきです。
一部のだらしのない親はギャンブルに明け暮れて、
子供の給食費を滞納し、しまいには自己破産するような輩が多いのです。

地位や肩書きが上がるにつれ、自分を見つめる事が出来なくなるのが常で、
北海道の地方役人もそうですので、辛辣な私は、
国に仕える役人の使命は国民の下僕となって働け！と思っていますし、
偉そうにしている民間大企業の心無い輩に対しても、
肩書きを外されたらただの人でしょう！という考えです。（笑い）
by tateichi_m (2010-07-20 19:35)