時を連れ、想い残して [Artist]
10月に入りましたがお酒大好き人間の私としては、「神無月」というよりも新穀で新酒を醸す月の「醸成月（かみなんづき）」の方でしょうか。
1986年の美空ひばり芸能生活40周年記念にリリースされたアルバム、「旅ひととせ」は全編小椋佳の作詞/作曲によるもので、恋を失った男性が日本各地を一年（ひととせ）かけて放浪するというコンセプトで、12曲の組曲から構成されています。「時を連れ、想い残して」は小椋佳が故人を偲んで、追悼の思いを込めてつくられた楽曲で、「旅ひととせ～美空ひばりと昭和を見送る」は1990年10月1日にリリースされたアルバムです。
1. 岩燕（東京）
2. 萩の賑い（萩）
3. 早乙女（清水）
4. 太鼓（能登）
5. 紫陽花（大津）
6. おしょうしな（ありがとう）（米沢）
7. 花茣蓙（小豆島）
8. 函館山から（函館）
9. 国比べ（鹿児島）
10. 風花便り（盛岡）
11. 初蜩（唐津）
12. 帰心（水戸）
13. 愛燦燦
14. 時を連れ、想い残して～挿入歌「りんご追分」
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Colombia Music Entertainment =music=
- 発売日: 1992/11/21
- メディア: CD
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tateichi_m さん
MEN'S CLUB 60's
「時を連れ、想い残して」 初めて聴きましたが ひばりさんを唄った 奥深い作品ですね！「リンゴ追分」勿論知っていますが 小椋 佳さんが 唄うと（比べる物でも ありませんが） 乾いた冬間近の景色が浮かびます。ひばりさんよりも寂しげに ＾＾
by ゆうのすけ (2010-10-02 05:41)
ゆうのすけさん、
小椋佳さんの作品によく合う、知的でありながら憂いを帯びた声質も好きです。男の人生観を歌った「山河」も大好きですが、ひばりさんの歌手人生を描いたこの曲も素晴らしいですね。
アルバムのリリース枚数で1位2位を競う井上陽水さんと小椋さんの曲は、五輪真弓さんと中島みゆきさんの違いのようにタイプの異なるロマン派だと思います。
by tateichi_m (2010-10-02 06:39)
小椋佳さんの曲は高音部に特徴がありますね。
あれはきっと、小椋さんの声がそこを得意としているからでしょう。
そこを美空ひばりさんは流石に上手く歌いこなしていて素晴らしいですね。
by ナツパパ (2010-10-02 21:27)
ナツパパさん、
小椋さんの声は徐々に高くなる音域が広く、テノールの部分もこの人ならではのものですが、
やはり不得手もあるのかひばりさんの「越後獅子」を歌うと、こぶしの部分に無理があります。
by tateichi_m (2010-10-03 00:34)
前記事のコメントで布施明の方が好きと書きましたが、やはり小椋桂の雰囲気は凄いですね＾＾☆
by マイン (2010-10-03 20:54)
マインさん、
小椋佳は知的、布施明はベースがカンツォーネのせいか情熱的なんだそうです。
by tateichi_m (2010-10-03 21:12)