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河のほとりに [和製フォーク]

河のほとりに 谷山浩子.jpg

音源はこちらです

『河のほとりに』は、人恋しくなる秋に聴くとジーンときます。我孫子市の手賀沼の風景が美しいですよ! 

私の友人に千葉の小学校と高校の教師が何人かいて、同年代の彼らは酒もタバコもやらないので、所謂、真面目を絵に描いたような人達なんです。勿論ディスコへなどは行ったこともなく、踊りと言えばフォークダンスと盆踊りだそうです!(笑わないでくださいね)そんな彼らと忘年会をやったときに、盛り上がった話題が『細うで繁盛記』という'70年代のテレビドラマでした。幅広い年代層に、このドラマを観ていた方が多いと思います。

主な出演者

関口加代:新珠三千代

原田正吾(加代の夫):滝田裕介

正子(正吾の妹):冨士眞奈美

春江(正吾の妹):柏木由紀子

細うで繁盛記は1970年1月8日から1971年4月1日まで、毎週木曜日の21時30分から22時26分に日本テレビ系列で放送された、高視聴率番組でした。原作は花登筺(はなと こばこ)の『銭の花』というシリアスな小説でしたが、正子役の冨士眞奈美が牛乳瓶の底のような近眼鏡をかけ、静岡弁で「ちょっくら!加代、おみゃーの出る幕じゃーにゃーズラ!」「加代!おみゃーの自由にはさせにゃーだから!」「犬にやる飯はあってもおみゃーにやる飯はにゃーだで!」兄の正吾に向かっては「おい正吾!おみゃーがふぎゃーにゃーだで、嫁っこが付け上がるズラ!」というようなセリフを口にして、視聴者に強烈な印象を与えたのでした。

冨士眞奈美というと想い出すのは、1967年頃のテレビドラマ『居酒屋』に、クリーニング屋の足が不自由なお母さんの役で出演していて、高校生の娘役は加賀まりこでした。『居酒屋』の原作はフランスの作家、エミール・ゾラの代表作である同名小説です。

オープニングで「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする」という、主人公加代役の新珠三千代のナレーションが入ったテーマ曲はこちら


タグ:谷山浩子
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コメント 5

ナツパパ

細腕繁盛記、懐かしいドラマです。
家族で見てましたねえ。
あの頃は家族でテレビを見ていたなあ...

真面目一方な先生って今では貴重な存在ですよ。
妙に世慣れている方よりずっと先生に向いていると思いますねえ。
...最近そういう先生が多くて...と、これは内緒(笑)

確かに生徒には今ひとつでしょうが、卒業すると、そういう先生が懐かしくなる
ものです。
by ナツパパ (2009-09-09 08:08) 

ぼんくらオヤジ

谷山浩子さんというと、『たむたむたいむ』という深夜放送のDJをしていらっしゃった
かぜ耕士さんを思い出します。かぜさんは『涙をこえて』の作詞をなさった方でも
ありますが、記憶に間違いがなければ、谷山さんとも親交があったと記憶して
います。お二人とも、あの時代ならではの純粋さを持った忘れ得ぬ方々だったと
思います。
by ぼんくらオヤジ (2009-09-09 15:39) 

tateichi

ナツパパさん、今晩は。
高校生のお子さんがいると、学校との行事などがありますものね。
友人達は所謂、熱血教師なので、高校教師の友人は現在、
進路指導をやっていて、土曜も早朝から出勤しているようです。

昔は家族で団欒する機会が多かったので、
テレビでも「お茶の間のみなさん・・・」という語りかけがありましたよね。
いつからバラバラになったのでしょう?
by tateichi (2009-09-09 19:01) 

tateichi

miopapaさん、今晩は。
いつもありがとうございます。


by tateichi (2009-09-09 19:03) 

tateichi

ぼんくらオヤジさん、今晩は。
谷山浩子さんは、この曲で存在を初めて知りました。
S57年にサスペンスドラマのエンディングに使われていて、
たまたま観ていたドラマの内容が感動ものでしたので、
曲と共に心に強く残りました。
by tateichi (2009-09-09 19:05) 

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