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愛のフィナーレ [CANZONE]

1960年代の日本の音楽界に新風を吹き込んだ、インストル・メンタルなエレキ・サウンズ。ビートルズやローリング・ストーンズなどのリバプール・サウンズ、ジャンルは異なりますがジュリエット・グレコなどのシャンソン、日本のボサノヴァ黎明期のアストラッド・ジルベルト。なかでもカンツォーネは多大な影響を与えた音楽と云えるでしょうね。ミルバなどのカンツォーネ歌手も、本国イタリアより日本、ドイツでの人気の高さがうかがえます。

昨年の10月2日(木)、3(金)に渋谷のBunkamuraオーチャード・ホールで、ミルバのコンサートがあったのをすっかり忘れていました。2006年のコンサートはよく覚えているので、それは昨年の6月頃から不整脈で体調を悪くしていて、せっかくのコンサートに行けなかったからでしょう。

finale d' amore.jpg

ミルバが初来日したのは1964年で、1968年の来日記念に作られたのが、なかにし礼作詞/宮川泰作曲の「愛のフィナーレ」でした。この曲は1969年4月に公開された、北大路欣也・星由里子主演の東宝映画、「津軽絶唱」のサウンド・トラックとして使用されました。アンバランスのような気もしますが、津軽の雪景色にこの曲が流れるシーンを想うと、とてもロマンティックでマッチしているのかもしれません。


タグ:ミルバ
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ナツパパ

この曲は初めて知りました。
この頃日本映画をまったく見ていなかったからかな。
最近は日本映画も元気になって、佳作秀作いろいろ面白いですね。
近所の複合映画館で見ることがあります。
by ナツパパ (2009-09-14 09:32) 

tateichi

トメサン、おはようございます。
niceありがとうございます。


by tateichi (2009-09-14 10:27) 

tateichi

ナツパパさん、おはようございます。
この曲(カンツォーネ)が分かるのは、本文に書いている音楽を高校生くらいのときに聴いていた少し上の世代です。
1948年生まれの高校時代からのivyで、昨年商社をリタイアした私の知人のブログでも、「愛のフィナーレ」を懐かしんで取り上げています。

ジュリエット・グレコ、アストラッド・ジルベルトは、当時のメンクラでも紹介されていました。10歳上の私の兄もメンクラ愛読者でしたが、クラシック、モダンジャズも好きでした。

東京の高層階の住まいにも、是非!是非!遊びにきてくださいね!(爆)
by tateichi (2009-09-14 10:29) 

ぼんくらオヤジ

「恋の終わりは涙じゃないの」の「涙じゃハなハぁ~いヒぃ~のホぉ~♪」という
発音が面白くてよく真似をしちゃ従兄に追っかけられてました^^;
by ぼんくらオヤジ (2009-09-14 18:06) 

tateichi

ぼんくらオヤジさん、今晩は。
私は末子なので、ぼんくら少年のような弟がいたら、
メリハリのある生活を送れた事でしょう。(笑い)

弘田ミエコの人形の家もそうでしたよね。
「♪はたしハぁ~はなたにぃ~」
でも良い曲でした。
by tateichi (2009-09-14 18:51) 

tateichi

アメリカーノさん、今晩は。
niceありがとうございます。
by tateichi (2009-09-15 00:16) 

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