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Freckle Faced Soldier [1960年代の洋楽]

帰らぬ少年兵.jpg

1966年に初めて聴いた楽曲、カナダの歌手であるコリーン・ラベットの「恋する少年兵」は、今も心に残る想い出の1曲です。翌年の1967年にリリースされた「帰らぬ少年兵」と共に、ベトナム戦争への反戦歌で、日本でヒットしましたがアメリカでは大きなヒットにならなかったようです。

そばかす顔の18歳の兵士が母親と恋人を残してベトナムに出征し、その数週間後に彼の名誉を讃える勲章だけが母のもとに届きました。ベトナム戦争の為に愛する人を失った、悲哀を歌った曲です。両曲とも物悲しいトランペットの響きとギターの演奏に、ナレーションのような語りが入った名曲ですが、「恋する少年兵」の方は手元にないので、残念ながらUPできません。コリーン・ラベットの曲はYou Tubeにもアップロードされていません。

ベトナムはベトナム戦争の傷跡が今尚多く残っており、米軍が投下した枯葉剤によるサリドマイドの被害は、ベトナム戦争が終結した35年後の現在も、何世代にもわたって影響を受けたサリドマイド障害児が生まれています。この世から「戦争と悲惨」の文字を消したいものです。これはJ・F・ケネディの思想でもありました。


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シュガー

おはようございます。
60年代の音楽と出来事の個人史エピソード、
毎回、楽しく拝読させていただいてます。

さて、いつ、登場するのかなと期待していたら、
取り上げられました。

コリーン・ラベット。

原題「そばかす顔の兵士」を、
邦題「帰らぬ少年兵」と名付けた感覚がいいですね。

少年兵がベトナムに旅発つときに乗り込んだ飛行機は、
PP&Mの歌う「悲しみのジェットプレーン」だろうか、
と思ったりします。

この歌、今聴きなおすと、
クリス・モンテスの声質と曲調に重なる部分を感じたりしますね。

次回の更新はなんでしょう。楽しみです。


ベトナムに飛び立っていった少年兵


by シュガー (2010-01-17 09:26) 

ナツパパ

高校3年生の時、一年間アメリカからの留学生が下宿していました。
帰国して徴兵検査があって、ひょっとしたら軍隊に入れられて、そうしたらベトナムだ、
と言っていましたっけ...明るい男がその時だけ暗い顔で。
戦争を実感したのはその時が初めて、高校生のわたしには大変なショックでした。
by ナツパパ (2010-01-17 21:22) 

tateichi_m

シュガーさん、今晩は。
お久しぶりです。ブログを毎回楽しく拝見しております。
都内の夕暮れに、加山雄三の旅人よ・・・。
以前ivy scene 1968でご紹介させて頂いたように、
繊細、知的な文章構成を見事に短くまとめられていて、
その思いがよく伝わります。
創作料理のレシピも真似て作らせて頂いていますが、
「アーリオ・オーリオ」ならぬ、「ノーリオ・オーリオ」、
大ウケです。座布団3枚ですね。(笑い)

同年代でもコリーン・ラベットの曲はご存じない方が多いので、
この曲にコメントを頂き嬉しいです。

白人特有の鮫肌に、そばかす顔のティーン・エイジャー。
原題の「そばかす顔の兵士」、いかにもAMERICANですよね。

シュガーさんと以前共感できた「ドクトル・ジバゴ」、
そしてシスコとギラデリー、これだけでも会話が弾むようです。
by tateichi_m (2010-01-17 22:37) 

tateichi_m

oiraさん、今晩は。niceありがとうございます。
今日は行政主宰の百人一首のカルタ会がありまして、
懇親会で飲んで少し前に帰宅しました。
百人一首お好きですか?
by tateichi_m (2010-01-17 23:30) 

tateichi_m

ナツパパさん、今晩は。
高3というと沖縄返還があった1972年ですね。
3年後にベトナム戦争が終結したのですが、
それまでの3年は長かったのでしょうね。
アメリカ人は喜怒哀楽をストレイトに表現する、
底抜けに明るい人種ですので、
親兄弟と、いたら恋人を残して戦地へ赴く事は、
身を引き裂かれるような思いだったのでしょうね。
by tateichi_m (2010-01-17 23:34) 

シュガー

「ノーリオ・オーリオ」
お試しになったようで!
ありがとうございます(笑)

札幌の今時分の季節ですと、
「北大」の広いキャンパスの銀世界に、
ドクトルジバゴの趣をちょっと感じたりします、
木樹の連なりやレトロな建物に・・・

そういえば、札幌もシスコ同様、
チョコの街でもありますね。

などと書いていると、冬の若大将、
「アルプスの若大将」が見たくなりました(爆)
by シュガー (2010-01-18 01:34) 

tateichi_m

シュガーさん、こんにちは。
牡蠣の料理もやってみましたが、冬の北海道は布団と一緒に、
牡蠣を干せないのが残念です。(爆)

ドクトル・ジバゴの映像のような雪原もありますので、
札幌は個性的で絵になる街ですね。

六花亭のチョコレート、定番の白い恋人は東京のデパートにありますが、
ロイズチョコレートは東京で買えないので、お土産にとても喜ばれます。
ポテト・チップスにチョコがコーティングされた、新商品も出ています。

「アルプスの若大将」の、松明を持ってナイト・スキーを滑走するシーンに、
「青い星屑」が流れる場面が圧巻ですね。
by tateichi_m (2010-01-18 17:03) 

tateichi_m

miopapaさん、今晩は。niceありがとうございます。
先週末は大雪でした。この冬は全国的に寒いようですね。
北海道は冷蔵庫、いやチルド室、いや冷凍庫!(笑い)
by tateichi_m (2010-01-18 20:42) 

oira

tateichi_m さん
こんばんわ。
百人一首、少々苦手というよりは・・・。
子供が小さい頃に「手ひっぱたき」要員で
参加したくらいです(笑)。
by oira (2010-01-18 22:05) 

tateichi_m

oiraさん、今晩は。
ご丁寧にお答えを頂きまして、ありがとうございます。
私も興味の範疇ではないのですが、
付き合いで参加をしたところ、あのおっとりとした、
平安朝にタイム・スリップしました。(笑い)
by tateichi_m (2010-01-18 23:57) 

の

ジャケットは違いますが持ってますデスよ~(^^)v
よく聴きました
途中『詩』☜(・・;)。。。意味わからなくても想像出来ましたデスよ
この当時の曲などが今の自分の曲の元となってるように思います
旋律、短くても心に残る綺麗なメロディです~♪

by (2010-01-19 02:00) 

tateichi_m

の さん、今晩は。
の さんのオリジナル曲もノスタルジーがあって、
心に沁みますね。

違うジャケット、見たことがあります。
B面は同じ「ゴーゴー・ガール」でしょうか。
A面とは全く異なる曲ですよね。
by tateichi_m (2010-01-19 02:33) 

還暦間近

tateichi_m 様!還暦間近です。「ivy scene 1968」からこちらに飛んで参りました、早速「帰らぬ少年兵」視聴させていただきました。そして今日改めてネットの有難さを実感させられました。こちらはYOUTUBEのように消えてしまう事はないようですね(^^)。
私はYOUTUBEの規則や制約については全くわかりませんがお気に入りに登録しても消えてしまう事が多々あります。因みに最近消えてしまった私のお気に入りはエミー・ジャクソン「涙の太陽」、美輪明宏「 ヨイトマケの唄 」シルビー・バルタン「私を愛して」中条きよし「うそ」オリジナル版等々・・・・・ではまた訪問します、有難う御座います。
by 還暦間近 (2010-07-13 10:07) 

tateichi_m

還暦間近 さま、
早速ご訪問を頂き、ありがとうございます。
You Tubeは著作権を持つレーベル側と、アップロードをするユーザー間のイタチゴッコのようですね。私もブログに貼っていた動画が削除されていて、もう一度探すと同じユーザーが音声を良くして再アップしているケースが多いです。
私も「涙の太陽」が大好きです。「涙のゴーゴー」と共に以前アップしましたが、やはり二曲とも削除されていて、探したらやはり新規にアップロードされていました。
私は中島みゆきが好きなのですが、彼女の曲は削除される事なく全てありますので、ご本人の自信とレーベルの寛大さを感じます。
「ヨイトマケの唄」は、最近サザンの桑田圭祐がカバーして、高校生や20代の若者達が注目しているようですが、その若者の感性に拍手ですね。
by tateichi_m (2010-07-13 20:20) 

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