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誹謗中傷はいい加減にしろよ! [人生観]

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2005年にPHP研究所から出版された町村信孝さんの著書、『保守の論理 「凛として美しい日本」をつくる』を再度読みました。骨のある政治家である彼が外務大臣や、官房長官を務めた頃の内閣はまともだったと思います。国難の時に政局混迷の種を撒き散らす政党に、町村さんの言葉をお借りして"誹謗中傷はいい加減にしろよ!ものには限度があるぞ!"と言いたい!幼い頃からの愛称がマーちゃんの私は、若い頃から毒舌家で通っているマッチーです。[わーい(嬉しい顔)]

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1966年6月にリリースされたザ・シャデラックスの「君について行こう」は、当時ブームだった歌声喫茶「ともしび」から火が付いてヒットした楽曲だそうです。

 

保守の論理 「凛として美しい日本」をつくる

保守の論理 「凛として美しい日本」をつくる

  • 作者: 町村 信孝
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/03/16
  • メディア: 単行本

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アイビーは永遠に眠らない [人生観]

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今日5月24日はヴァンヂャケット創業者の石津謙介氏の七回忌で、そして10月20日は生誕100周年を迎えます。今年100歳になる1911年(明治44年)生まれの著名人に、第70代内閣総理大臣の故 鈴木善幸氏、画家・彫刻家・デザイナーの故 岡本太郎氏などがいます。現役でご活躍されている聖路加国際病院理事長、名誉院長の日野原重明先生は、10月4日で100歳の百寿を迎えますが、いつまでもご壮健で、茶寿、皇寿、120歳の大還暦を迎えて頂きたいと思います。

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フランス文学者、評論家、明治大学国際日本学部教授の鹿島茂氏の、1995年に出版された著書「この人からはじまる」の、"この人からはじまるVANの時代"に、"VANを起業しファッションの概念を変えた石津謙介"が書かれています。

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1960年代のIVYブーム全盛期の頃に「太陽の彼方に」が日本で大ヒットした、アストロノウツのヴォーカル入りの楽曲で1965年リリースの「アンチェイン・マイ・ハート」。

この人からはじまる―カップラーメンからキャバレーまで (小学館文庫)

この人からはじまる―カップラーメンからキャバレーまで (小学館文庫)

  • 作者: 鹿島 茂
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 文庫

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事業仕分けパフォーマンスの生贄 [人生観]

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バカって言ったら バカって言う!・・・・・こだまでしょうか。いいえ!「バカ足すバカ足すバカは、やっぱりバカなんです!」バカほどプライドが高く、自分を利口そうに偽装するものだ。

営業運転開始から3月26日で40年が経った福島第一原発1号機は、麻生政権のときにIAEAから世界でもっとも古い原発の一つだし、メンテナンスをしたらどうかと警告された。そこで麻生政権はメンテナンス費用を21年度予算に盛り込み、組み込んで執行中だったこの予算を、棚ぼた式で運良く政権与党になった民主党は、バラマキ政策の財源漁りで有無も言わせずバッサリ廃止した。残っていた補正予算額などもそっくりバラマキ政策に振り替えてしまった為、原発1号機のメンテナンス予算は削減。安全防災の予算もこの事業仕分けで削減され、民主党政権誕生と同時に全てなくなった。それを指揮監督したのは枝野行政刷新担当大臣(現、官房長官)と、震災で急遽、節電担当大臣に就任した蓮舫の事業仕分け必殺人。蓮舫は大津波対策のスーパー堤防の廃止も判定。

蓮舫、民主党が仕分け廃止した大罪

● 石油と塩の備蓄 (仕分けパフォーマンスの生贄) 
防衛費⇒自衛隊災害救出活動も縮小 (日本の自衛・防衛弱体化は民主党の継続悲願)
● スーパー堤防 (100年に1度の大震災対策は不要) 
災害対策予備費 (生活保護枠拡大(母子家)の財源化) 
地震再保険特別会計 (子ども手当の財源化) 
耐震補強工事費 (朝鮮学校を含む高校授業料無償化の財源化) 
学校耐震化予算 (自民党が推進していた政策) 
● 除雪費用 (蓮舫が東北地方整備局を目の敵に、結果は言わずもがな) 
● 八ッ場ダム (河川は自然堤防のままが環境にやさしい)

この冬は北海道も降雪積雪量が例年よりはるかに多く、除雪費用廃止は札幌市でも除雪車の稼動に大きな影響が出て市民は大変な迷惑を被った。


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途上 [人生観]

テレビを中心にタレントなどがメッセージを送っているけれど、東日本大震災で地震と津波による被害に直面し、精神的にも肉体的にも疲れきっている被災地の人達に対してどう伝わっているのだろうかと考えます。余震や二次災害である原発事故に不安な思いをされている人々に、私たちはどのように接すればよいのか、何ができるのかと、かける言葉を失っているのかもしれませんが、大切なのは表面的な言葉の表現ではなく、真心をどのように自分の言葉にして伝えるかを考えることに意味があるのだと思います。

この度のような大災害や大きな事故などに伴って起こる症状を表す医学用語に、「P.T.S.D(Post-Traumatic Stress Disorder 心的外傷後ストレス障害)」がありますが、被災地でも心身の不調を訴える人達が増えていて、専門医による診療と心のケアが行われています。

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未曾有の被害に遭った東日本大震災を前にして今、私たちの心にも歌が必要だと思います。空襲などで焼け野原になった戦後の復興時に、国民が勇気づけられた歌がありました。その役割を担った美空ひばりの歌を聴いて、心の杖になったと言う人々が私の周りにもたくさんおります。青森県に続く東北のりんごの産地である福島県も、地震と津波による被害と原発事故の人災と風評被害に苦しめられています。


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The Three Bells [人生観]

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北海道、美瑛町の白樺並木です。

皇后陛下のお印が白樺ですが、今日4月10日は昭和34年4月10日に行われた、天皇(皇太子明仁親王)皇后両陛下の御成婚から52年目の記念日で、当時4歳の幼稚園児だった私も沿道に53万人の市民が集まったという、御成婚パレードをテレビで観ていたのを憶えています。

一昨年は日本橋三越本店に於いて、「天皇皇后両陛下御成婚50年・御即位20年記念写真展」が開催され、パレードに使用された馬車が本館1階中央ホールに展示されました。東日本大地震の被災者約290人が避難している、足立区の東京武道館へ両陛下が3月30日に訪問されて、一人一人に膝をつきながら親しく激励されているのをテレビで拝見しておりました。

2009年に民主党政権が発足された国会開幕式での天皇のお言葉について、10月23日閣議後の閣僚懇談会で当時外相だった岡田克也が、「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような、工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁に対しお言葉の見直しを検討するよう求めて、「大きな災害があった直後を除き、同じ挨拶をいただいている。国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」と語ったことがありました。

国会で天皇が述べる「お言葉」の原稿作成は、宮内庁ではなく内閣府総務官室が行っています。「日本国の象徴及び日本国民統合の象徴国家の象徴たる」天皇に対して、一介の閣僚がこのような無礼な発言をした事はいまだかつてありません。

岡田克也幹事長は東北地方太平洋沖地震に際しても、野党側からの地震災害救助対策について協力の申し入れを断る際の要請文において、「政府の邪魔をしないでくれ」という趣旨の発言があったと自民党の小池百合子総務会長が言及しています。そして菅首相が求めた民主、自民両党の「大連立」は谷垣禎一自民党総裁が拒否し頓挫しました。やる事成す事の結果が、支離滅裂な民主党政権です!

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昭和34年(1959年)にビルボードで1位になったザ・ブラウンズの「谷間に三つの鐘が鳴る」は、人生に於ける三つの儀式として「誕生、結婚、死」と、それぞれの節目に三つの鐘が鳴ると例えて書かれた楽曲で、原曲はシャンソンの「Les Trois Cloches(鐘は3度鳴る)」だそうです。


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日本(人)の道徳心 [人生観]

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東日本巨大地震から10日が経過しますが、物資が届くのが遅れていて大変困窮した避難所生活をされている被災地の皆様と、計画停電で不便な生活を余儀なくされている皆様へ、あらためてお見舞いを申し上げます。海外メディアが震災で大きな被害を受けた被災地と東京へ取材に入り、大震災での日本(人)の対応などを各国で報道された内容がネットでも紹介されていますので、私が見た一部を掲載します。

● 泣き叫ぶ声もヒステリーも怒りもない。日本人は黙って威厳を持ち、なすべき事をしている。
● 日本国民は当座の食べ物飲み物に困る生き地獄のような状況でも、誰かのせいにしたり恨んだりすることなく秩序ある市民意識を見せ、地震に驚いた世界を今一度驚かせている。
● 自然災害や戦争といった災害が起きるとどこの国でもさまざまな不条理や、犯罪などが頻発するが日本ではこのような現象はみられない。
● 地震後の東京は異様な雰囲気で、通りにいる人々はとても静かだった。東京のインフラは災害のために良く準備されており、またこのような苦難の中でも人々は信じられないほどマナーが良く礼儀正しく助け合っていた。
● 大地震の発生後、他の国に見られるような混乱は少しも起こらなかった。危険のなかでも日本国民は法を厳守し秩序を守り、その民度の高さは火を見るより明らかだ。
● 最悪の災難を前にして忍耐心と冷静さを失わない、日本人の姿は我々を驚嘆させる。
● 落ち着いて秩序を守る日本国民の強靭さは鮮明。
● 日本の市民意識は、人類の精神が進化するという事実を見せてくれた。

ニューヨーク・タイムズは「Sympathy for Japan, and Admiration」(日本に対する同情と賞賛)というタイトルで、地震という危機に対処する日本人の辛抱強さ、克己力の高さ、そして秩序の正しさを賞賛し、「But the Japanese people themselves were truly noble in their perseverance and stoicism and orderliness.」と、1995年1月に発生した阪神淡路大震災の取材経験がある、同紙の元東京支局長がオピニオンのコーナーに書いていました。

紹介されている海外メディアの感想は多くの日本人が自然に行っている事を、ある意味絶賛されているのは誇って良いことかもしれないけれど、某氏のブログにある被災地からのメールには、コンビニ強奪やガソリン泥棒、被災宅泥棒などが現れていて、被災地の人はこの現実を悲しい思いでみているそうです。某氏は「買占めや被害をかたるオレオレ詐欺を見ていると、日本人がそんなに褒められたものかと言いたくなる。」とも書かれています。一部の心無い人間のせいで、善人が苦しめられるのは世の常ですが、悪が自然淘汰されてゆくのも世の常です。

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全てを失った終戦から10年余りで、目覚しい復興を成し遂げた日本。もはや戦後ではないといわれた昭和30年代は、海外からも"美しい心の国"と称賛されていました。当時の丸の内、銀座、日比谷、霞ヶ関、そして浅草の映像に、なんて穏やかな時代だったのだろうと感慨一入です。


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天災を通して思うこと [人生観]

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以前UPしたことがある北海道室蘭市のイタンキ海岸、中央部から左に望むシルエットは函館です。高校時代の後輩が東京から赴任している函館も、津波で町や駅ホームが浸水しましたが、この辺りも波高1メートル以上の津波があったそうですが被害はなかったようです。 

東北地方太平洋沖地震による大惨事で、一日にして多くの被害と犠牲者が出ておりますので、被災地の皆様にお見舞いを申し上げ、亡くなられた方々にお悔やみを申し上げます。特に大きな被害が出ている岩手、宮城、福島に友人や知人がおりますので、一昨日からテレビの速報に釘付けになっていますが、地震と大津波から一瞬にして家屋と町が崩壊する映像を目の当たりにして、阪神淡路大震災と先月のニュージーランド地震もそうですが、あらためて天災の恐ろしさを思い知りました。そして嗜好品から贅沢品まで物が溢れかえる時代に、人として何が大切なのか!内面の基本精神を考えさせられます。

私事ですが北海道で心の支えだった敬愛するK先生が、先週3月8日に急逝されたことを一昨日聞いて深い喪失感におります。K医師は札幌医大から道南の都市に赴任して、老人医療などで功績を残された名医でした。今年100歳になられる聖路加国際病院の日野原先生を始め、80歳90歳代で現役でご活躍されている医師がおりますので、K先生はまだ70代半ばでしたので誠に残念でなりません。


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英国式幸福論 [人生観]

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数年前に英国政府官公庁から出ていた小冊子「英国式幸福論」は、英国式料理、ガーデニング、鉄道旅行、ゴルフ、等‥様々な英国ライフ・スタイルが紹介されていて、英国式服装術では元メンズ・クラブ編集長で現在は英国服飾評論家である小久保恵司さんが執筆された、ロンドンのブリティッシュ・トラッドの聖地「ジャーミン・ストリート」や、紳士服のテーラーが並び背広の語源にもなった「セビルロウ・ストリート」のショップを紹介しています。

英国式幸福論とは物質的な豊かさだけではなく、精神的な充足感や価値観を大切にする、イギリス人のライフ・スタイルそのものを指し、英国人の質素な暮らしには見習うべきことが多いので、英国式幸福論を求めてイギリスに長期滞在したいと考える人達が増えているそうです。高い自己評価と自分への強いこだわりを持つと言われる団塊世代の、友人や知人も語学留学を含めてショート・ステイやロング・ステイをしています。私は湖水地方のドライブやウィスキー蒸留所とワイナリーめぐり、タータンやアーガイルの発祥地とペイズリーが織られた地方も周りたいと思います。

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英国のバンド"ダイアー・ストレイツ"が1978年にリリースしたファースト・アルバム、「悲しきサルタン」からタイトル曲が日本でシングル・リリースされたのは1979年の始めで、FMの番組でもヘヴィ・ローテーションで流れていた楽曲です。


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立春 [人生観]

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画像は元旦にUPするつもりで忘れていたJAFのクラシックカー・カレンダー2011と、1990年に銀座伊東屋で購入してから21年間使い続けているシステムノートです。ペンは旧友のひとりから誕生日に贈られたPARKER製で、裏面のKentのステッカーは21年前の夏に貼ったものです。

先日、仕事のブレーンでもある東京の友人と久しぶりに話をしていたところ、私が知るところでは業界11位だった中堅広告代理店で、タイやマレーシア、香港などの東南アジアに現地法人を持ち、銀座2丁目に自社ビルを構えていた中央宣興が、昨年10月に経営破綻した事は聞いていましたが、同族による経営陣が会社更生法も申請をせずに、突然社員全員を集めて倒産と解雇通告をしていた事を知り驚いています。中宣はかなり前に仕事のお付き合いがあって何度か行った事もあり、とても優秀な人材が多い会社という印象が強く、その後も親しくしていた方々もおりますので、遅配になっていた給料や退職金の支払いがなされたのか、その後の再就職や生活の事を思うと他人事ではなく気の毒でなりません。広告業界も低迷が続くご時世ではありますが、再就職の栄冠を勝ち取られる事を祈ります。

中央宣興は以前から業界内での上位他社への転職者が多く、最大手の電通や業界2位の博報堂(現、博報堂DYホールディングス)、業界3位のADK(旧、旭通信社)などへ入社されている方々がおります。アパレル企業の旧ヴァンヂャケットに在職していて、倒産後に中央宣興へ転職してから数年後に博報堂へ移り、24年間勤められて一昨々年に定年退職をされた方もいらっしゃいます。

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この冬は全国的に寒い日が続いていますが、早いもので今日から2月。今週の金曜日2月4日は立春ですので、2月逃げる3月去るでもうすぐ春ですね。ジョージ・ウィンストンで「春の小川」です。


タグ:立春
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卯年 [人生観]

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N・PROJECTさんから、今年も年賀状が届いておりました。毎年、ご丁寧にありがとうございます。1960年代のアイビールック全盛期に団塊世代と共にVANを愛用した、卯年の人達が誕生した1951年は石津謙介氏がヴァンヂャケットの前身である石津商店を創業した年で、私が生まれた1954年にVANブランドがスタートしました。そして12月5日の記事でも書きましたが、今年10月20日は石津謙介氏の生誕100周年です。

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中学生の頃から親しくしていて一緒にVANショップへ通っていた、当時高校生だった卯年の友人達も今年は還暦を迎えます。光陰矢の如しであれから40年余り、あっという間に過ぎたような気がします。画像のアルファ・ロメオ・スパイダー・デュエットは、1968年に日本で公開された映画「卒業」でダスティン・ホフマンが乗っていましたが、北里大学医学部を経て現在は親の医院を継いでいる当時の友人が、免許を取った大学一年の時に乗せてもらっていた馴染みのある車です。

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1970年のビルボードTOP10から、日本でも1970年代初頭のディスコ黎明期にヒットした懐かしい曲、Edwin Starrの反戦歌「War(邦題:黒い戦争)」と、横並びに7位のThe Jaggerzで「The Rapper」です。


タグ:卯年
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White Christmas [人生観]

原宿表参道のイルミネーションが昨年から復活していますが、ニュースで見た東京ミッドタウンのクリスマス・イベントのイルミネーションも綺麗でした。表参道は正月明けまで、ミッドタウンは明日までの点灯だそうなので私は間に合いません。

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画像は1973年と1983年のメンクラですが、第二次IVYブームだった1973年当時にVANのレターカーディガンや、生成りのフィッシャーマン・セーターが大流行して、友人達と開いたクリスマス・パーティに彼女とペアルックで出かけたことを想い出しています。

人生記録が詰まっている心の引き出しには、映画や音楽やファッションなど青春と共に過ごした、時代に共通する遊びの若者文化も大切な想い出として今も輝いています。この引き出しが多いほど偏りのない、幅の広い知識と人生経験が豊富な人であると云えるでしょう。己の心が狭い事に気付く事が無く、社会音痴を棚に上げて自己主張をする独りよがりの輩が目立つ時代。

1970年にビルボードのチャートで全米2位になったIdes Of Marchの「Vehicle」は、日本では何故かこのグループが解散した1973年のヒットでした。バンド名はジュリアス・シーザーが暗殺された日付、3月15日に由来するのだそう。


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白鳥大橋 [人生観]

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東日本最大の全長1380メートルのつり橋、北海道室蘭市の白鳥大橋です。 

室蘭市ご出身の、映画、音楽評論家の今野雄二さんが2日夕方、渋谷区代官山の自宅マンションでお亡くなりになった事を知り驚いています。遺書はなかったようですが死因は首つり自殺とみられ、1人暮らしだったため発見されたときには死後数日が経っていたそうです。享年66歳でした。今野さんが住むマンション清掃員の男性によると、「最近は元気がないように見えた。でもダンディーな人だから、自分から悩みは言わなかった」と話していたそうです。昨年は加藤和彦さんも自ら命を絶ちましたが、心に病を抱えていたのでしょうね。謹んでご冥福をお祈り致します。

今野さんは大学卒業後に平凡出版(現マガジンハウス)に勤め、雑誌「平凡パンチ」や「an・an」編集部を経て独立し、70年代に司会者として「11PM」や「リブヤング」などのテレビ番組に出演。石井明美のヒット曲「CHA-CHA-CHA」の訳詞や、舘ひろしの「泣かないで」の作詞も手掛けていました。1977年には安井かずみ:作詞/加藤和彦:作曲による「気分を出してもう一度」、安井かずみ/なかにし礼:作詞/かまやつひろし:作曲の「20歳の頃」を立木リサとのデュエットでリリースされています。


タグ:今野雄二
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人生観と運命感 [人生観]

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北海道もやっと、タンポポの花が咲き出しました。タンポポの種は風に吹かれて何処の地でも花を咲かせますので、この花の様に生命力豊かな人生を謳歌したいものです。

人生には予期せぬ事が起こるものですが、3月の初めに名古屋の義兄に筋ジストロフィーという病気の疑いがあって、3月9日から検査入院をした結果、筋ジストロフィーではなく「ALS(Amyotropic Lateral Sclerosis)筋萎縮性側索硬化症」と診断されて、身内一同たいへんショックを受けておりました。あれから二ヶ月が過ぎて、やっと義兄の病を冷静に受け止められるようになったのですが、今度は数年前から札幌に在住していた義兄のお兄さんが、風邪が原因で入院をしていたところ5月2日に急逝しました。名古屋の義兄の体調があまり良くないもので葬儀に姉夫妻は来られませんでしたが、兄弟を急に亡くされて落胆している義兄の心境を思うと、この連休は私も行楽をする気分ではありませんでした。

ALSは脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える、運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、世界で10万人に2人という難病のひとつに指定されています。国内では約8000人の患者さんがこの不治の病と闘われていますが、現在の医学では治癒例がなくて、この病は発症後3年から5年くらいしか生きられないそうです。善人に限って、このような病苦や障害苦を背負わされているように思います。

義兄の病を聞く前に3月に所要で名古屋へ行く予定をしていて、その機会に以前からブログで交流させて頂いている岐阜の"miopapa"さんの工房に、ご挨拶を兼ねて伺わせて頂こうと考えていたのですが、諸事情で行けませんでしたので"miopapa"さんに状況をお話したところ、見ず知らずの私の身内の事をとても親身になって心配してくださり、名古屋のALS協会などの情報も教えて頂きました。ただ、ただ、ショックを受けていた時でしたのでとても励みになり、そのお気持ちに感謝しております。義兄は3月15日から入院をしていましたが、現在は自宅療養をしております。姉のところは子供がいませんので義兄と姉が大変なときに、私が傍に付いて心の支えになりたいと思いますが、札幌―名古屋間は遠いので東京へ戻ったら名古屋へ通うつもりです。


"みなみらんぼう"さんの1974年4月にリリースされた「コートにスミレを」を以前UPしましたが、"中島みゆき"さんのように、"みなみらんぼう"さんの楽曲にも独自の世界があります。1977年5月にリリースされたアルバム、「途上にて」から同名タイトルの曲です。1977年6月には「語り尽くせない5月」がリリースされて、このアルバムも好きですが現在は入手困難です。

途上にて

途上にて

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2001/12/05
  • メディア: CD

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父の祥月命日 [人生観]

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中央区にある旭山記念公園から見る、札幌市街の夜景です。

3月3日生まれだった私の父の祥月命日が4月17日でしたが、父が亡くなった頃に悲しみを癒す為に酒を飲みながら深夜に聴いていた、FM放送から流れてきた中島みゆきさんの『雪』という曲の歌詞を聴いて、父の事が重なり涙が溢れたことがありました。中島みゆきさんのお父上の中島眞一郎氏が開業医であったことを以前書きましたが、1976年に若くして他界されたお父上を偲んで作ったとされる楽曲が、1977年にリリースされたアルバム「ありがとう」に収録されている、『まつりばやし』と1981年リリースの「臨月」に収められている『雪』です。

女性は父親に似た男性を結婚相手に選ぶと聞きますが、中島みゆきさんが独身を通されているのはお父上のような男性が現れていないからなのでしょうか。私は明るく聡明でお酒がとても好きな、社交的な中島みゆきさんのような女性が好きです。

臨月(紙ジャケット仕様)

臨月(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/10/01
  • メディア: CD

あ・り・が・と・う(紙ジャケット仕様)

あ・り・が・と・う(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/10/01
  • メディア: CD

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ジャカランダの丘 [人生観]

1月25日に逝去した北海道の友人、菊池浩一さんの四十九日の法要が昨日営まれました。四十九日迄は魂が自宅におられると云われますので、昨日、天国へと旅立たれたことでしょう。2月2日のブログに書いた「我が友へ哀悼の意を込めて」には、ナツパパさん、mwainfoさん、ぼんくらオヤジさん、miopapaさん、oiraさん、tacit_tacetさん(コメント順)から、お悔やみの言葉を頂いておりまして、優しいお心遣いに感謝をしております。菊池浩一さんの入院を聞いてから2週間足らずの急逝でしたので、私はしばらく深い哀しみに沈んでおりましたが、54歳だった彼の分も賢明に人生を謳歌しなければいけません。

菊池浩一さんがお好きだった楠正成の唱歌「大楠公」は、告別式の日に斎場に流れていて、弔問に訪れた皆さんが涙していた唄です。

 


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画像の「ジャカランダ」は中南米原産の木で、春先に紫色の花を約3週間ほど咲かせる南米の桜とも、南アフリカの桜とも言われる美しい花です。南アフリカのプレトリアには、約7万本ものジャカランダが一斉に花を付けるそうです。東京で小学校の教師をしている親友は、退職後に奥さんの故郷である南アフリカのケープタウンへ移住するので、いつの日にか私も南ア共和国へ旅をする際には、首都プレトリアへジャカランダの並木を見に行こうと思います。

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「精霊流し」などのヒット曲で知られるフォーク・デュオ「グレープ」が、1991年に一時的に再結成をして、「レーズン」という名で"あの頃について"というタイトルのCDをリリースしました。収録されている曲の中で、特に好きだった『ジャカランダの丘』です


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父の誕生日 [人生観]

今日3月3日は亡き父の誕生日です。桃の節句に生まれた父の性格はというと、柔道、空手の有段者で非常に厳格な人でした。父と私は性格が少し違うのですが、顔立ちと声、立ち居振る舞いがよく似ていると言われます。因みに私の誕生月は、父とは対照的な端午の節句の5月です。そして母は6年前の私の誕生月に他界しましたので、今年は七回忌法要です。3月14日は1月に亡くなった北海道の友人、菊池先生の四十九日の法要があります。故人を偲ぶと、月日の経つのが早いなぁと感じます。

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父はクラシック音楽とスタンダード・ジャズが好きで、コンサートへ出かけたり、オーディオ・マニアでもあったので自宅でもよく聴いていました。父の趣味を受け継いだのが兄ですが、私もクラシックからワールド・ミュージックまで、あらゆるジャンルが好きですので、音楽とは人生における、いつまでも忘れない素晴らしい友のように思います。父が聴いていたナット・キング・コールの曲を聴くと、まるで子守唄のように童心に返り心が安らぎます。

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Too Young』 『Mona Lisa』 『Fascination』タイトルをクリックしてお聴きください。


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青春とは [人生観]

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1985年頃の日経ビジネスに掲載されて話題を呼んだ、アメリカの詩人「サミュエル・ウルマン(Samuel Ullman)」の詩、「青春」を新井満さんの訳詩で2005年に発売された著書と、朗読詩集のCD「青春とは」をご紹介します。この詩は1920年に著者のサミュエル・ウルマンが80才の誕生日を祝って、自費出版された記念詩集「80年の歳月の頂から」(From the Summit of years,Four Score)の巻頭を飾った詩、「Youth(青春)」です。

朗読の視聴はこちらです。http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/DetailMulti?refSdCode=040000000PCCA-2162&Action_id=111&Sza_id=A0

「Youth(青春)」は第二次世界大戦後の1945年12月に、アメリカの雑誌リーダーズ・ダイジェストに掲載され、連合国総司令官を務めたダグラス・マッカーサー元帥が、座右の銘として執務室に掲げたことから、日本でも知られるようになりました。日本の羊毛工業界の発展に大きく寄与した岡田義夫氏によって翻訳され、松永安左右衛門、松下幸之助、伊藤忠兵衛、石田退三など、当時の財界人の心を大きく動かし、松下幸之助も座右の銘としていたと言われています。

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そしてこの詩は、旧ヴァンヂャケット社の永遠のスローガンである、「for the young and the young-at-heart」の意味合いにもつながりますので、石津謙介氏もこの詩を座右の銘としていたのではと感じます。n-projectさんの2月3日のブログ、「VAN それは青春」をご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/kuramakaidou_nikenjyaya/12035258.html

n-projectさんのブログにUPされている、作山宗久氏が翻訳した一節には、「60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、驚異に惹かれる心、おさなごのような未知への探求心、人生への興味の歓喜がある。」とありますので、これは鮫島宗哉さんのブログに書かれている、ニール・セダカの「すてきな16歳」を鮫島さん曰く、「僕には"シックスティーン"が、どうにも"スイート・シクスティー"といっている?ように聞こえていたがねえ。」にも通じますね!1月24日の、「博多ケントスにて、貸切オールディーズ・パーティを開催」をご覧ください。
http://musameji.at.webry.info/201001/article_6.html

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「青春」 原作詩:サミュエル・ウルマン

Youth is not a time of life ; it is a state of mind ; it is not a matter of rosy cheeks, red lips and suppleknees ; it is a matter of the will, a quality of the imagination, a vigor of the emotions ; it is the fresh-ness of the deep springs of life.

Youth means a temperamental predominance of courage over timidity of the appetite, for adventure over the love of ease. This often exists in a man of sixty more than a boy of twenty. Nobody grows ol-d merely by a number of years. We grow old by deserting our ideals.

Years may wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul. Worry, fear, self-distrust bow-s the heart and turns the spirit back to dust.

Whether sixty or sixteen, there is in every human being`s heart the lure of wonder, the unfailing child-like appetite of what's next, and the joy of the game of living. In the center of your heart and my hea-rt there is a wireless station ; so long as it receives messages of beauty, hope, cheer, courage and po-wer from men and from the infinite, so iong are you young.

When the aerials are down, and your spirit is covered with snows of cynicism and the ice of pessimism,then you are grown old, even at twenty, but as long as your aerials are up, to catch the waves of opti-mism, there is hope you may die young at eighty

「青春とは」 自由訳:新井満
           
青春とは 真の 青春とは 
若き 肉体の中に あるのではなく 若き 精神のなかにこそ ある
薔薇色の頬 真赤な唇 しなやかな身体 そういうものは たいした問題ではない
問題にすべきは つよい意思 ゆたかな想像力 もえあがる情熱 
そういうものが あるか ないか こんこんと湧きでる 泉のように
あなたの精神は 今日も新鮮だろうか いきいきしているだろうか
臆病な精神のなかに 青春は ない
大いなる愛のために発揮される 勇気と冒険心のなかにこそ 青春は ある

臆病な二十歳がいる 既にして 老人 
勇気ある六十歳がいる 青春のまっただなか 
歳を重ねただけで 人は老いない 夢を失ったとき はじめて老いる
歳月は 皮膚にしわを刻むが 情熱を失ったとき 精神は しわだらけになる
苦悩 恐怖 自己嫌悪 それらは 精神をしぼませ ごみくずに変えてしまう
誰にとっても大切なもの それは 感動する心
次に何が起こるのだろうと 眼を輝かせる 子供のような好奇心
胸をときめかせ 未知の人生に 挑戦する 喜び

さあ 眼をとじて 想いうかべてみよう
あなたの心のなかにある 無線基地
青空高くそびえ立つ たくさんの 光輝くアンテナ 
アンテナは受信するだろう
偉大な人々からのメッセージ 崇高な大自然からのメッセージ
世界がどんなに美しく 驚きにみちているか 生きることが どんなに素晴らしいか
勇気と希望 ほほえみを忘れず いのちのメッセージを 受信しつづけるかぎり
あなたはいつまでも 青年

だが もしもあなたの 心のアンテナが 倒れ 雪のように冷たい皮肉と 
氷のように頑固な失望に おおわれるならば たとえ二十歳であったとしても
あなたは立派な 老人
あなたの心のアンテナが 今日も空高くそびえ立ち いのちのメッセージを 
受信しつづけるかぎり たとえ八十歳であったとしても
あなたはつねに 青春
青春とは 真の 青春とは
若き 肉体のなかに あるのではなく 若き 精神のなかにこそ ある

新井満 朗読詩集「青春とは」

新井満 朗読詩集「青春とは」

  • アーティスト: 新井満
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD

「青春」 訳詞:岡田義夫


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我が友へ哀悼の意を込めて [人生観]

2月1日の夜は、福岡の友人である鮫島宗哉さんのセミナーが東京で行われたのですが、昨夜の東京は雪になっていましたので、あいにくの空模様になり心配をしておりました。鮫島さんの1月27日のブログに書かれていた、「友人の訃報を受けて感じること」を拝読して、私が大切に思っていた北海道の知人、菊池浩一さんが1月25日に永眠されたことを、哀悼の意を込めて書かせて頂きます。1月25日の深夜に書いた「サンセット・メモリー」に、"29年後の私は85歳になるので、この世にはいないかもしれません"と書いた、当日の夜に訃報を受けました。享年55歳でした。年齢が1歳下だった菊池さんの分も私は長生きをして、社会に貢献度の高い仕事を続けようと考えます。彼は、日本工学院北海道専門学校の情報ビジネス科、情報処理科の教師で就職課係長を兼務し、日本工学院北海道専門学校創立以来、教育一筋に心血を注いだ教職員人生でした。

死因は大腸癌でしたが、胃部から肺にも転移していたそうでした。私も2006年5月の健康診断で、大腸と胃に癌の疑いがあって、検査入院をして調べたところ特に大きな異常はなく、大事にはなりませんでしたが現在も薬の服用と定期的な検査を続けています。

彼は北海道の内陸にある山間の町の出身で、定時制高校を卒業後、東京の大学の夜学で法学部を専攻しましたが、大学卒業後は日本工学院に通い情報処理を学び、創立したばかりの日本工学院北海道専門学校で教鞭を執りました。

k.k.jpg

幼い頃から野球が好きだった彼は、大学時代に準硬式野球部のキャプテンを務め、3部から2部へ昇格させ、更に夜間部での1部へ昇格可能なレベルまで上げたそうでしたので、日本工学院では野球部を作り、野球部顧問兼監督を務めて、北海道専門学校野球連盟の立ち上げメンバーの一人として、2010年度も副理事長と、全国専門学校野球連盟理事も兼務し、専門学校野球の発展に貢献してきた方です。私の印象でも温厚誠実な人でしたが、家庭内でも学校でも怒る事はなく、いつも穏やかな優しいお人柄で、とてもご立派な人格者でした。まだ54歳という若さですし、本当に惜しい人を亡くしたことに、言葉にならない哀しみがあります。4人のお子さんのうち、下の二人はまだ学生だそうですので、さぞかし未練を残されて逝ったことでしょう。26日のお通夜の日は猛吹雪でしたが、斎場には溢れるほどの弔問者の方々がみえていました。あらためて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

雪の降る町を.jpg

雪の降る町を』です。音源はタイトルをクリックしてお聴きください。

雪の降る町を 雪の降る町を
足音だけが 追いかけてゆく

雪の降る町を
一人心に 満ちてくる
この哀しみを この哀しみを
いつの日か解(ほぐ)さん
緑なす春の日の そよかぜ


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昭和の叙情歌 [人生観]

「あざみの歌」「浜辺の歌」「北上夜曲」「桜貝の歌」など‥、日本の叙情歌を聴くと深いノスタルジーに浸ります。「桜貝の歌」の詞、"♪この貝は去年の浜辺に・・・"、"♪うつし世のなぎさ・・・"は、逗子の浜辺を詠われていて、逗子海岸波子不動前には桜貝の歌の歌碑があります。

さくら貝の歌.jpg 

桜貝の歌』(昭和24年)

1972年、受験勉強のピークだった高校3年の夏休みに、一息入れる意味で先輩の車で宮城から岩手を旅して、北上川の辺りを通ったときに、何故か浮かんだのが『北上夜曲』でした。普通、18歳では浮かばない曲ですが、年齢詐称はしていませんからね。(爆)

マヒナ スターズ.jpg

北 上 夜 曲』(昭和36年/制作:昭和16年)


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七里ヶ浜 [人生観]

10月9日、今年のノーベル平和賞が米国のバラク・オバマ大統領に決まったというニュースを見て、1963年に暗殺された事により、J・F・Kが果たす事が出来なかった政策を受け継いでいるように思います。

 

イタンキ浜.jpg 

 

札幌から車で90分ほどの室蘭市にある、「日本の渚百選」に入る『イタンキ浜』です。前方にうっすらと見えている山脈は函館です。地名の「イタンキ」とは、アイヌ語で「椀」を意味するそうで、夏場は海水浴で賑わうほか、北海道におけるサーフィンのメッカとしても有名な海岸です

 

昨年末のリーマン・ショック以降、広告業界が大きな影響を受けている事を以前も書いていますが、一昨夜のニュースによると、「広告業界の倒産件数が過去最悪」という見出しで、依然として厳しい経営環境が続くなか、帝国データバンクの調査によると、2009年上期(1月~9月)の広告業者の倒産は前年同期比40.6%増の201件に達していて、負債額別に見ると、「1億円未満」が142(70.6%)で最も多く、業種別では広告代理業が93件(46.3%)でトップ。広告関連業者の倒産は増加基調が続いており、今年9月までの倒産件数は、2001年以降過去最悪のペースで推移しています。この記事を読んで他人事ではない、明日はわが身の心境です。

 

私の敬愛する友人の一人に博報堂O・BのSさんがいますが、彼は元、テレビ局のアナウンサーをやっていた経験を活かして、現在は異業種で起業していますので正しい選択をされたと思います。電通、博報堂は日本でNO1、NO2の座を競うエリート集団企業ですが、社風が武士である電通と、公家の博報堂。そもそも全く体質が異なる企業なのです。

因みにSさんは、ザ・ランチャーズのドラマーだった喜多嶋瑛さんの御学友で、'60年代カルチャーにも精通するナイス・ガイです。

 

ブラック・サンド・ビーチ.jpg

 

ブラック・サンド・ビーチ

 

加山雄三通り.jpg

 

アルバム「加山雄三通り」より、『七里ヶ浜』です。

 

七里ヶ浜は「日本の渚百選」の一つで神奈川県鎌倉市南西部に位置する相模湾に面した2.9kmほどの、稲村ヶ崎小動岬の間にある海岸です


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